2010年12月07日

福田恵展 をUP します。





クリスタルという名前の元に出来上がった造形物
古本からできています。昔の知恵が結晶化したもの。





1945年以前の本を使った作品。
ベルリンは戦争により壊滅状態をうけましたが、それでも残っていた本があったんです。
クリスタルというタイトルですが、時代の波をも表現してみました。
広島出身の作家ならではの作品かと。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(2) ベルリンアートシーン

2010年12月06日

カリーヴルスト屋で

ローゼンターラプラッツに寄ると
この人に会いたくなる。

人通りの多いこの交差点の一角に
カリーヴルスト屋さんがある。

ソーセージの上にカレー粉がかけられ、
そしてこのカレーの味を払拭するように大量にかけられる
ケチャップ。
この3要素がベルリン名物ジャンクフード
カリーヴルストをつくる。

そのカリーヴルスト屋のオヤジさん。
といっても30代だと思う。
失礼。店長。

いつもくるたびに
毎回違う研修生みたいな人がいて、
ソーセージごときで苦戦している。

注文をまちがえたり、
手際がわるくて、出がおそかったり。
インビスなのに大声で
ソーセージあがったよ!
とは言わずに、
そそーと丁寧にお客の机に運んできて
時間がもったいない!
と店長に怒鳴られてたりする。

お客が出て行く間際に
この店長さんが
「今日のカリーヴルストどうだった?」

と聞くのだけれど、

ほとんどの返事が
「おいしかったよ!」だ。

だって、どうみても間違えっこない。
すごく簡単なんだもん。

そうすると
店長さんは独り言のように
Ziel erreicht!(ツィール エアライヒト)
と言う。

目標達成!
という意味なんだけれど、

ナビゲーションシステムが
目的地に着くと発する言葉でもある。

ナビかね。君は。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(3)人間について。

2010年12月03日

オープンコール ベルリンビエンナーレ

2年に1回行われる予定の
ベルリンビエンナーレ。(予算の都合でずれこんだときもあります)

次回の第7回は2012年の予定。
キュレータのArtur Żmijewski
によれば

今回、作家、作品の資料を募集するそうです。
ただし、応募して資料となった作品、作家をビエンナーレに
招待するかどうかは未定。
作品資料提出の際に
自分の政治的な立場を表明することが条件になっています。

2011年1月15日が締め切り

http://www.berlinbiennale.de/index.php?option=com_content&task=blogcategory&id=188&Itemid=252  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)application in Germany