スザンネとトーマス宅へ。
といっても同じ建物内である。
ときどき、家から出るときとか
近くの道ばたにいるときとか、ばったりあるお二人。
二人でフィルムとイラストレーションのレーベル
“ZoomundTinte(ズームとインク)”を立ち上げている。
実際の専門の職種は
スザンネがフィルムメーカーで、トーマスがイラストレータなのである。
クリエイティブの領域でも様々な職種があるけれども、
それぞれで仕事をとってくる以外に
彼らは、お互いの領域をつなぎ合わせ協力してプロダクトを世の中に出している。
例えば、テレビコマーシャルの人物がどう動くかの絵コンテや
スポンサー、クライアントにイメージを絵的にみせるため
ストーリーボードをイラストで描写したり、あるいは、雑誌にのせる
風刺画や、あるキャラクターの話をつくってほしいなんて、
注文なんかがまいこむそうである。
http://zoomundtinte2007.de/
にしても、彼らがまるで、マンガのキャラみたいなの。
ある登場人物がそのままでてきちゃったみたい。
Lebensfreude(人生を楽しんでいる)
っていうことばがここにもあるのだけれど、
本当に人生を楽しんでいるっていう感じだ。
仕事部屋とキッチンに壁絵を描いていたり。。
るんるるーん。っていう鼻歌がいつも聞こえてきそうだ。
たとえそれが仕事であってもぉ。
とにかく、笑いがたえない。
ギャグが多い。(しかしおやじギャクではなーい)
あんまりうまい描写ができないけれど、
これらの人にあったら、肩の荷がおりるっていう感じ。
今回お茶によばれて、
話題になったのは、この本
「Darum nerven Japaner」
“ここがヘンだよ!日本人”に出演していた方の著書。
たぶん、異文化に触れるとさまざまなカルチャーショックがあって
それで、ええー、みたいなことが起こるのだけど、
それをユーモラスに書いた本。
(辛辣に描写されているところもあるようで、日本に対する酷評か?
ともとれる書評もありますが、あまり真剣にとらず、
笑いとばす感じでいいのではないでしょうか)
そうそう、それを題材に、これホントか!みたいなこと
スザンネとトーマスは私に聞きたかったみたいだ。
まあ、またより膨らまして、日本人のこと説明したので、
こんどは夕食に誘われました。
とにかく、ユーモアには研究邁進するお二人。
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