ベルリン、ノイエナショナルギャラリーにて始まった
杉本博司展、オープニングにいってまいりました。
オープニングの前に
アーティストトークというか講演会がありそれも拝聴させていただきました。
作品の説明や技術的なことというよりも、
彼の作品を作り続けるモチベーションについて
どこからエネルギーをもらってくるかについて。
ニューヨークで始まったという
彼のキャリアの一端には、古美術の商いがあったと。
古美術を集めることで
その神秘に触れ、その神秘や形の美しさを自分の作品に転換していったと。
彼は作家としてではなく、
今では古美術の膨大なコレクターとしても有名で。
古美術だけではなく、化石や隕石などにいたる古代や宇宙に対する
興味も耐えない。とう講演会であった。
この杉本博司展は
日本の森美術館の元館長
デビット・エリオット氏がベルリンナショナルギャラリー
総督のペータクラウス・シュスター氏に提案したものだという。
この2人は森美術館のインターナショナル・アドバイザー・コミッティにも
なっている方達。
上の方で話が通るとはやいし、現実的にもなる。
それがまた、ベルリンの人たちにもたらす影響も。
どんな、杉本効果がでてくるか楽しみにしたいところです。
Hiroshi Sugimoto
Retrospective
7月4日から10月5日まで
Neue Nationalgalerie
www.sugimotoinberlin.de
この記事へのコメント
まだ見に行けて無いけれど、プロフィールやインタビューを読んで、面白い人だなと、人間的に興味が湧く作家だなと思った。それって結構一番重要だったりしてと、個人的に思う。
アーティストトーク、いいなー。
もし、まだだったら見に行く時声かけてくらされぇ。
チケットあるから〜。