2007年10月01日

プレビュー、スザンネと。

4つのアートフェアのうち
プレビューのオープニングに
同じ棟に住んでいるスザンネといく。

行きも帰りもいっしょ。
そんな近所付き合いが、なんかいいのよ。

彼女は、フィルムメーカでもある。
彼氏が、イラストレータ。似た領域なので、
お互いの仕事を手伝うことも。。

家庭内工業のように、
シフトを組んで仕事をするときもあるようだ。

例えば4時間ねて、起こされて。
起きている人からやったことの説明をうけて、
やらなきゃならないことの説明をうけて、仕事にとりかかるとか。

へー。仲がいいね。

スザンネは、なんだか無邪気な子供のような心を
持っている人だ。まるで幼なじみの友達と出かけているみたいだ。

明日は、2ヶ月前から予約した“お・た・の・し・み”の
6時間市内ガイドにトーマスといくそうだ。

どこにいくかといえば、
ノイケルン区。

へー。なんか、観光名所あったっけ。

カルチャーガイドと称したそのガイドで、
アラブ世界をーノイケルンでー巡り歩く
という企画らしい。

2ヶ月前にラジオで、この案内をきいて、さっそく予約したという。

アラブや、その近辺諸国から移民してきた人たちが
開いたお店を訪ね歩いて、その謎めいた国に行った気分になろう!
という、本当に旅行にいくのを考えたらとってもリーズナブルな企画だ。
しかも、アラビックとドイツ語を話せる人がガイドについて
根掘り葉掘り聞いてくれるらしい。

へー。

トーマスとスザンネは、ゲーテインスティテュートへ
ドイツ語を外国語として勉強にくる人を研究しにいきもしている、
異文化にとても興味がある、2人だ。

日本についてもいろいろ調べたらしく、
スザンネからこう、聞かれた。

あのねぇ。そーいえば、日本人とイギリス人って似ている所が
あるっていう本をよんだんだけどー。それって本当なの?

島国だから感覚が似ているかもしれないよ。
どこがどー繋がってるかわからないから
とりあえず、親切にするっていう感覚。

じゃーさ。読んだんだけど。
足を踏まれたらね、ご、ごめんなさい。
私の足があなたの下にあって。
っていう?

あはは。
面白いけど。ちょっとぉ。誇張しすぎじゃない?

プレビューというアートフェアのあと、
もう一つオープニングをやっているという別の会場に急いだ。

なんだか、駅を間違えたようで、その会場がみつからない。
雨も降って来ちゃったし。雨をさけさけ進んできたけど。
もう、二人ともずぶぬれ。

スザンネ、ごめんなさい。
私が他の会場も行きたいって言って。

あー。えり、それって、もしかして日本式に言ってる?

あっはは!

結局、二つ目の会場をあきらめ家路をいっしょに。
なんだか寮に帰る気分。





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