近所に住むスザンネは
日本文化を本当に知りたがるのだけれど
生粋のドイツ人でうまく説明できない時もある。
ノーと言えない日本人に
時々なる私。
誘われたものが断れない時がある。
そういう時、
時間がないなら、時間がないって
言って。
とスザンネに言われるのだけれど、
そう言われちゃうと、ますます言えなくなる私。。
他の事が頭にあってそれで
いい気分になれなくなるのを見ているのが
スザンネとしてはつらいらしい。
だから断りたいときには、はっきり断ってというのが
彼女の持論だ。
そうはいっても。断るか断らないか
分からない時ってあるじゃん。
と思うのだけれど。
Ja oder Nein
イエスかノーか
をすぐに突き刺してくる。
それにいつもは答えられない私。
答えが曖昧でいらいらしてくる彼女は
別の方法をみつけた。
お茶かコーヒーかで答えてもらえる?
お茶だったらノー
コーヒーだったらイエスね。
不思議なのだけれど、
答えがお茶かコーヒーであったら答えられる私。
たぶんイエスかノーかは決まってるのだけれど
はっきり、NO!と答えるのに抵抗があるみたい。
Tea or Caffe
だったら、
コーヒーで!
とか、
お茶だったらありがたいのだけれど。。。
とか婉曲に意思疎通ができる!
すばらしい発明!!
これはさ単に
私たちだけの決まり事なのだけれど。。
この記事へのコメント
素晴らしい発見!!
bonoさんの気持ちがよくわかります。
思わず心の中で、試してしまいました。
頭ではわかっていても、実際にノーと言われると、全てを否定されたような気になります。
コメントをありがとうございました。
そーなんですよね。
ノーと言えない日本人の部類に入る私は、
やっぱりノーと言われたり、言ったりすると
全部否定されているような気に、そして全部否定するような
気になってしまいます。
最近日本語ではノーを
むずかしいと表現しているかなと思います。
ドイツ語でもむずかしいと言うと
断りをしているのだなというのがわかるのですが、
お友達の場合はそれだと
他人行儀になってしまって距離感ができてしまって
はっきりいった方がいいみたいです。
むずかしいですね。
いいえ、この場合は「ノー」の意味ではないですよ。