井上靖さんの本が独訳されたそうだ。
http://www.miki-reisen.de/Japan/japan.htm
のトラベルニュースにて。
表紙はこんな感じ。
http://www.amazon.de/Tod-Teemeisters-Roman-Yasushi-Inoue/dp/3518419013/ref=pd_rhf_f_2/303-6684620-3144203
井上靖さんといえば、
静岡生まれではないけれど、
旧制静岡県立沼津中学出身、
今の静岡県立沼津東高等学校の出だ。
祖父が最も敬愛する作家であった。
本棚には文庫本で、だーん。
井上靖、井上靖、井上靖がつづくつづく。
祖父母のかかりつけのお医者さん、星野先生は、
井上靖さんと沼津中学時代、同級生だったとか。
星野先生の影響もあってかわからないけれど、
たぶん、祖父は診察と、井上靖さん話を楽しみにしていただろう。
星野先生経由でいただいた、直筆のサインが
飾ってあります。
さて、この本の訳者
Ursula Graefeさん。
ちょっと調べると、今ほとんどすべてドイツ語版村上春樹を
訳している。他には村上龍、大江健三郎の著書の訳も。
翻訳者としてだけではなく、著作者としての活動もあるようだ。
アジアの宗教についての本がある。
ストレス人のための仏教とか、ストレス人のための儒教とか。
ヒンドゥー教とはなにか、とか。
こうゆう出版歴をみると、
文化の根底を分かりそこからの訳を出していただけているのだと思った。
ありがたや、ありがたや。
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