2010年05月30日

レナ! ドイツ優勝! 

5月29日(土)にユーロビジョン・ソング・コンテストがオスロであった。
これは毎年5月に行われているもので、
ヨーロッパを中心とした国別ソングコンテスト。

各国が1曲のみ歌え、最後に各国のテレビ局を通して
視聴者が自国以外の国に投票ができる。その投票数が高い国に
ポイントを与える事ができる。

今年は39の国の参加でなんと優勝したのは!!

ドイツのハノーバー出身の19歳の少女。
レナ!!

各国が大仕掛けの舞台や派手なダンスで競おうとするなか
ドイツのレナはバックに4人のバックコーラスをおくのみの演出。

お化粧もシンプルで、衣装もシンプルな黒のワンピースで
登場。

飾り気がなく、緊張感がない軽いのりで
それが彼女の自然体らしく、
真似できない彼女らしさが好感度を増した。

報道陣にもくったくなく、ちゃめっけいっぱいに
答えている姿がすでに異色を放ってた様子。

39カ国のトップにたったことで、
4ヶ月前は普通の女の子だったレナさんが
ドイツに元気と、新しいドイツの印象を運ぶ。

http://www.youtube.com/watch?v=T2AtXSLiBTM&feature=related







  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)人間について。

2010年05月25日

5月の営業活動

5月20日より
山本昌男さんの展示がパリの
ギャラリーカメラオブスキュラではじまりました。
http://www.galeriecameraobscura.fr/entree.htm

その後
5月の後半5日ほど
写真家山本昌男さんの営業活動へ。

チューリッヒ近郊とデュッセル近郊にある
美術館を訪ねる旅へ。

とにかく、ベルリンはどんより。

チューリッヒでは初夏。
アイスコーヒーがごくごく飲める気候。

デュッセルドルフではちょうど行われていた
日本デーの花火を満喫。

さて、この営業結果がいつかでることを祈りながら。

美術はゆっくりと広がっていくので、
一つ一つですねぇ。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)Yamamoto Masao

2010年05月22日

謎の青いテント

5月21日、22日、23日は
ベルリンのストリートフェスティバル
カーニバル デア クルトァ。

多国籍の特徴あるベルリンの気質を生かして
様々な文化のお国自慢をカーニバルで表現するもの。

そのカーニバルが通る通りの
左右にはそれぞれのお国自慢を象徴する屋台が並ぶ。

ブラジルのライムの甘いカクテル、カイピリーニャを売るお店。
アフリカの子供達を救うために、太鼓と踊りで募金を募る団体。
チュニジアから来たというターバンをまいた香料売り。
タイのタイマッサージ。などなど。

そ、その中に、
サーカス用のビニールテントをすごく小さくしたようなものが。

隣はバーで黒髪でちょっと浅黒くふくよかな人たちが時々踊っており、

テントの前には
クレヨンで描いた女の人の絵と、Wahrsagerinの文字。

真実をいう人の意味で、占い師のこと。

そんな看板しかなく、中をのぞくとおばあさんが座っている。
今までこのWahrsagerinという言葉は知っていたけれども
こんなところで本物に出会うなんて!

テントは簡易で、本当にここでうらなうの?という疑惑が走り、
だからこそ怪しい感じはこの安っぽい感じでさらに増大。

ちょっと、どういう人がはいるか
影でみていたけれど、なんか神妙に話している感じがして
私も勇気をもってはいることにした。

彼女はママ・ブルーメン。
ママ・フラワーというのだそうだ。

あとで、やっぱり騙されているかと思い
調べてみると、ハンブルクで有名な占い師さんらしい。
81歳。

だから、第二次世界大戦の時には強制収容所に収容され、
生き残った一人だ。彼女はユダヤ人ではなく、
ポーランド系のジプシー。

母親から代々続く占いの方法を彼女は身につけている。

方法は絵のついたカード50枚ぐらいの中から
本人が7枚引くというものだ。

そのカードを表にしながら、
その絵の意味と占い師が本人を見たときの
印象を繋げて語る。

語るといっても1枚につき1文ぐらいで
7枚のカードだから7文。

ママ・フラワーは
7つの外国語がしゃべれるらしいが、
文盲だという。

こういうのがジプシーの伝統。

ジプシーにもいろいろなタイプがあるようだけれど、
この一族は彼らの伝統、というか、踊りや歌、占いなど
芸事を一族で守り抜いているようだ。

考えてみれば、強制収容所で生活した彼女は
ドイツ人への憎い思い出があるのだろうが、
その後は占いで、ドイツ人の人生の方向づけを
占いでアドバイスしてきた人だろう。

私のことは、
face01face03face07face08
といわれた。

今日は金曜日、夜もふけり
周りは踊りや音楽で最高潮に達した頃。

このテント内だけが静けさを保っていた。





  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0) 混じってます

2010年05月21日

レジデンス、バーデンバーデン市

バーデンバーデン市では

11月1日から1年間レジデンスに参加する
ファインアーティスト、作家、作曲家を募集。

月々760ユーロの賞与+60ユーロの諸経費がでるとのこと。
お部屋は約50平米の2部屋。

5月31日が締め切り

http://www.baden-baden.de/  

Posted by Eri Kawamura at 00:01Comments(0)application in Germany

2010年05月21日

オッフェンバッハの公募

以前にのせた公募情報なのですけれど、
締め切りがまだまだ1ヶ月以上ありますので、
もう一度ここに書きますね。
名前をかくして審査にのぞむということで、
国籍や性別にかかわらず、作品で勝負できる機会です!!

------
Kunstpreis der Bernd und Gisela Rosenheim-Stiftung
彫刻および絵画のみ

”Orient - Okzident“
「東洋 - 西洋」 のテーマで

学生は対象外
5000ユーロの賞金と展覧会
締め切り 2010年6月30日まで

http://www.rosenheim-stiftung.de/01_frameset/index.html

  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)application in Germany

2010年05月20日

2009年の総まとめ

本日は2009年の総まとめをみていただきに
税理士さんのところへ。
正確にいえば、彼は税理士ではなく、
経営コンサルタント。

と、聞こえはいいけれど、
すごくざっくばらんな事務所で
ここでっかー!
みたいなところ。

受付嬢もいない。

行ったら、お目当ての方が電話中だったので、
別の方がでてきて、約束のことを告げると
適当にお茶かなんか飲んで座っててとのこと。

ぜんぜん
ラフで、かまえがなくていい。

場所を言い忘れました。
ベルリンの区の中では
柄が悪い方というノイケルン区です。

ドイツは1月1日から12月31日までが
1年としてあり、所得の申告を
次の年の5月31日までにしなければならない。

もうぎりぎりなので。。
急いで相談にいったのです。

電話ではすごくぶっきらぼうな彼だけれど
会うとすごく丁寧に教えてくれて
1時間のドイツの税に関する講義を聞くよう。

所得税は収入から支出、そして保険などを差し引いて
でる数字にかかるもので低収入の所得税控除の場合
以外は15%から45%の課税となる。

それで驚いた事に、
納める税の行き先を納税者が選ぶ事もできるというのだ。

自分の所得税の中のいくらいくらをアフガニスタンにとか、
あるいはハイチの援助にとか。

さて、私の税はどこへお願いしようかな?
ちょっと低すぎて全然貢献できなそう。。

すみません。ドイチュランド。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(2)あっ、私もかぁ。

2010年05月05日

楽しみの一つ

今日はこいのぼりを飾る日ですね〜。

ベルリン市内をつかってのあるアーティストの作品の
コンセプト作りを手伝いました。

6月半ばに援助がでるか決まるので
楽しみにしています。

宝くじをない知恵をしぼって買った気分かな。
当るかな〜
  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(2)Art scene