2010年01月31日

ミラノの展示 Yamamoto

ミラノでの山本昌男展の様子を
南ヨーロッパでの代理人iさんが送ってくれました。



January 18th - Feburary 6th
presented by Woolrich Woolen Mills
at Lorenzelli Arte, Milano


  

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2010年01月31日

ケムニッツにて

ベルリンから南に250Kmほどいったところにケムニッツという
街があります。ドレスデンの下あたり。チェコの国境近く。

ザクセン地方のケムニッツで3年に1度開かれている公募。
バウハウスの女性アーティストの名前がついたMarianneBrandt賞

3つのカテゴリーがあり
1つはプロダクト、もう一つが写真、
そして最後の一つはテーマにあわせたもの。
今年は「パブリックスペースでの光」

個人あるいは5人以下のグループで応募可。
大きさの規定がそれぞれのカテゴリーにあります。
学生可、40歳以下でヨーロッパに住んでいるものに限る。

ザクセンの文化大臣賞 5000ユーロと
それぞれのカテゴリーに
大賞 5000ユーロ
副賞、特別賞などが設けられる。

25ユーロの手数料が必要。

作品は6月1日から10日までの間に会場に設置。

http://www.marianne-brandt-wettbewerb.de/
  

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2010年01月31日

Skulpturengarten Sonnenwald

Grattersdorf、グラッタースドルフという
ドイツの中でも南東に位置し、チェコとオーストリアとに
囲まれている地域。

ここの「彫刻の庭、太陽の森」という2万平米!ある
森で2010年5月1日から10月31日まで行われる展示の
彫刻、プロジェクトをヨーロッパ中より募集。

オープンエアなので、それなりに大きいもの
そして雨風などに耐えられる作品。

賞として
審査員賞2000ユーロ
観客賞 1000ユーロ
がある。

応募は2月28日まで
作品は4月5日から18日までの間に搬入を。

www.skulpturengarten-Sonnenwald.de

壮大な自然公園のようですよ!!
気持ちよさそう。

ドイツ語がななまってて。。
聞き取りづらいかもしれませんが。。  

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2010年01月31日

EB-Dietzsch-Kunstpreis

ベルリンから約250キロ南西にあり、ライプツィッヒの下あたりに
ゲーラという街があり、この街の銀行が若手の画家へ賞をだしています。

画家、35歳以下で、大学を出てから3年以内の者。
80 x 100cm以内の絵、2枚の資料を提出。
締め切りは2月15日まで

第一次審査を通ると
オリジナルは4月22日から銀行で行われる展覧会に出品のこと。

大賞には5000ユーロの賞金。

http://www.geraer-bank.de/aktuelles/aktuell_einstieg/beitraege_2009/ausschreibung_eb-dietzsch-kunstpreis.html  

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2010年01月30日

サンタおじさん。

最近習慣になっているのは
土曜日にちょっと遠出をしてマーケットにいくことだ。

有機野菜などが量り売りで売ってもらえる。
一人用にしては大量の野菜や果物をごっそり買って
1週間分の食材にしようというもの。

週明けはまだまだいいけれど、
金曜日とかには、これとこれとを組み合わせてなにができる?
というような足し算あるいはかけ算、なぞなぞになることにも。
1週間の読みを間違える事もある。

マーケットの最寄り駅につくと、必ずあるおじさんがみえる。
たぶん浮浪者だと思うのだけれど、よく耳にラジオをくっつけて
出てくる音楽に合わせてハーモニカをふいている。
それでハーモニカのリズムに合わせて腰を横にふりふりしているのだ。

すごく勢いよくふりふりさせているから
クリスマス時期によくみられるサンタの人形で、
自動的にお尻をふるおもちゃがあるけれど、それにそっくり。

おじさんも機械仕掛けかと思うぐらい。

今日はその彼が駅の出入り口のところにいなかった。

その代わりといってはなんだけれど、なんと駅の出入り口近くに巨大な雪山ができていて、
クリスマスツリーが逆さに2、3本さしてあるものができていた。

そのツリーになんか飾りみたいのがついているのだけれど、
よーくみると卵の殻だったり、みかんの皮だったり、リドル(安いスーパー)
の買い物袋だったりするから、ツリーごとかわからないけれど、
あるていどはゴミ箱からもってきたんだとわかった。

おじさんのいつもの定位置に雪かき用のシャベルがあったから
彼は駅出入り口の雪かきを任されているに違いない。

それで、自分なりの雪山をつくったに違いない。

ドイツの家庭ではクリスマスに本物のモミの木を買い、
家に飾る。それでクリスマスプレゼントはそのモミの木の下に
おいてだれそれのプレゼントだといいながら開けるのを楽しみにする。

けれどもその用が済んだモミの木はすぐさま道路に捨てられる。
まんま。

26日にはすぐに不要になったモミの木が道路にごろごろしている。

なんか環境国って、いったい。。
と思うのは私だけだろうか。

この雪山は、なんとなくおじさんの作品みたいだ。

マーケットからの帰り、
駅に立ち寄ると、ああ、やっぱり今日もいたのね
あのおやじは。

みると、旅行者に喧嘩売ってる。。。

彼の言葉もなに言っているかわからず。。。

喧嘩をふっかけられた方の女友達だろうか、
そんな人あいてにしないで早くいきましょうよと
英語で言っていた。
  

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2010年01月28日

インド人のカレ(ー)

Y先生にTEL。

奥様に話を伺おうと思ったので、
平日家にいる彼にびっくり。

何年かぶりの久しぶりに話をした。

数年前、Y先生と話した時になんかの拍子と話の勢いで
インド人とつきあっていることになってしまって、
あんまり否定してもその場が面白くなりそうもないから
私も調子に合わせて&めんどくさくなって

カレーおいしいです。

なんていっていってた時期があった。

それをまだ覚えていて。

えりちゃん、
そういえば彼どうなった?

と架空の彼のことを聞かれたので、

またあの時にもどって、あれはこうこうこういうことで
話を合わせただけ、という風にはすでに言えなくなってしまっていて。

カレーまずい!

で片付けたら、
たぶんY先生の中ですごい泥沼の終わり方が描かれたと思う。

どんな物語に出来上がっただろうか。
どんな話になっているか聞きたいけれども。。
  

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2010年01月25日

ブルーアイ

道を横切ろうとして車の影から目指すドアに近づくと
ふと横で気配が。
青い透明な目に見つめられた。

彼は腰ぐらいの大きさの
シベリアンハスキーだった。

食べられるかと思ったけれど、
当の本人はおとなしくしている。

もしかして犬ぞり用?

エスキモーみたいな格好してたから間違えられたかな。

そんなわけないか。

ご主人様のいる建物に入って行く。
  

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2010年01月24日

オッフェンバッハの公募

Kunstpreis der Bernd und Gisela Rosenheim-Stiftung
彫刻および絵画のみ

”Orient - Okzident“
「東洋 - 西洋」 のテーマで

学生は対象外
5000ユーロの賞金と展覧会
締め切り 2010年6月30日まで

http://www.rosenheim-stiftung.de/01_frameset/index.html


  

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2010年01月23日

ベルリン在住の女性アーティストの方へ。

ベルリンのウーマンミュージアムから公募のお知らせです。

ドイツ環境省との共催による展覧会のための
女性アーティストを募集とのことです。

“エネルギッシュな予言”
と題した展示への参加作家を探しています。
資源やエネルギーに関してのテーマ。
作品の形体は、絵画、彫刻、ビデオ、インスタレーション、写真など

まずは参加者の選考があり、
賞として展覧会参加が、大賞者には1000ユーロの賞金があります。

締め切り2月15日

http://www.frauenmuseumberlin.de/index.html
  

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2010年01月22日

Rさん

昨日の
Uさんに引き続き
作品のご意見をRさんに聞きにいく。

全然ちがうことかもしれないけれど
Uさん、Rさんに共通するのは
長年つきあった彼女と別れた後でも、
仕事はいっしょに引き続き何年かした、あるいはしている、ということ。

彼らが会社員であったら、もしかしたら同じ部署にいる元彼女と
顔をいやでも会わせなければならないかもしれないけれど、
アーティストなので、自由業の身なんだから、勝手にできそうだと思うけれど、
そうはいかなかったみたい。

プライベートと仕事をわけた関係づくりが、
元彼女とできるかというのは想像しがたい。

理解にくるしみつつ。
やっぱりRさんは悩んでいるようなのでその話をまず聞くことに。

理性と感情の分離をドイツ人らしい律儀さで行おうとしているのが
分かるけれど、実際難しいようだ。

事例が私の中にないので、
よくいっしょにやってると思うよ。
と慰めしか言えず。。。

Rさんとはもう昔からの顔見知りだけれど、
そんなにじっくり話したことはなく、こういう機会がもてたのは
作品や作家のお陰だ。

これからいっしょに仕事ができればいいなぁと思う一人だ。

寒い中、ドアをあけっぱなしにして、私の姿が見えなくなるまで
見送ってくれたから、すごいやさしい人なんだと思う。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0) ベルリンアートシーン

2010年01月21日

Uさんに

外は氷点下10度ぐらいの毎日がつづいております。



昼間は電話、電話、電話、
午後は外まわり。

今日はこのまえ久しぶりにあったUさん宅へ。
ベルリンのアートシーンで生き残っている
彼なりのアドバイスを聞こうと思ってやってきた。

ものすごく眺めのよい部屋に住んでいる。

引越するのだったらぜったい最初に私に言ってと
何年も前に何回も言っているのだけれど、ぜんぜん聞いてくれない。

お抱え作家のポートフォリオをかかえ
これと、これと、これなんだけれど
どうだろう。
どう思う?

ドイツ人の一人の意見として伺う事に。

私が作家本人でないので、気をつかうことなく、
直感や第一印象で思った事を包み隠さず答えてくれる。

なるほど〜。

かなりシャープに答えてくれる。

私が思っていた同じようなことを答えてくれることもあるし、
ドイツ的な見方から答えてくれることもある。

情やなにかがはさまって
これじゃないかと思っていても口にできないようなものも
言葉にして形にしてくれた。

彼の個人的な意見かもしれないけれど、
この業界でやってきた人。大切にしたいアドバイスだ。

これはいいと思うよ。こっちは難しいね。
自分はなにもできないけれど、
なにかは作品の中にあるから、違う方面で試してみたらどうだろう。

と、イエス、ノー
はっきり。

ノーでも
なになにの方向をあたってみたらと言ってもらえる
のはありがたい。

その代わりこっちの質問にも答えてもらえる?
Uさんが出して来たのは3つのカタログ。
取り扱いの作家なのだけれど、日本でなんかできない?

中堅どころのドイツの作家さんをもってきた。

私から彼に披露した作家の作品の値段は
5.000ユーロ(64万円)ぐらいまでのもの。

Uさんが出して来たのは
18x18x18cmの作品
40.000ユーロで。(510万円)

しかも、注文を受けてから作品をつくるというので、
見本はあるが、実物はなく、作り始めてから4年かかるというもの。
今この作家は注文をうけた制作を作り続けているという。

シンプルかつ、美しく、時間の流れというコンセプトも入り、
少量生産、注文主のことを毎日一回は考えながら作られる
この作品。コレクター魂をくすぐられるのが分かるし、
このような値段がつくのも理解できる。

本日の会は
それぞれのカードを机の上に並べたってところだったかも。

もし、これがメンコ遊びだったら、
Uさんのメンコは巨大だったから
すぐに吹き飛ばされちゃってたと思うね。。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0) ベルリンアートシーン

2010年01月20日

ドイツ語ラジオ講座2月号

ドイツ語ラジオ講座、2月号が出ました!

コラムではリニューアルオープンした
新博物館について書いています。
  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(3) ベルリンアートシーン

2010年01月19日

ベルリン在住のアーティストの皆様

ベルリン市からの
ベルリン在住のアーティストへの奨学制度情報です
国籍は関係なし。ただしベルリンに住んでいる方のみです。
2010年の応募要項がどうしてだかまだでていませんが、
いつも2月の半ばが締め切りなので、注意して見ておられたらいいかと思います。

http://www.berlin.de/sen/kultur/foerderung/informationen/maininfo.html#K4  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(2) ベルリンアートシーン

2010年01月16日

コレクター Arthur de Ganay

普段は1ヶ月に1回。第二土曜日に自らのコレクションを披露する
ガイドをするというので、申し込んだら、今月は特別に第三土曜日にします。
というので、この日にお友達とお邪魔した。

http://www.collectionarthurdeganay.com/

フランス人がベルリンに引っ越して来て
自分の写真コレクションを持ち、ドイツ語で自ら熱っぽく語る。

本人が建築家だというので、写真のコレクションは
建築に関わる写真、そして巨大作品という決まりがあるようだ。

フランスとドイツは昔から隣同士の歴史があるように
一般的には犬猿の仲という評判がある。

けれどもこのフランスからの青年はドイツに引っ越してもきて、
ドイツ語で自分の情熱を伝えようとしている。
そういうところが両国の歴史を考えると
ドイツ人にとってはポイント高いということになるだろうか。

個人コレクターがみせるベルリンにあるコレクションというのは
ホフマンコレクションや、ボロスコレクションが有名だけれど、
www.sammlung-hoffmann.de
www.sammlung-boros.de

バイトさんの案内人がいて、コレクターさん本人が説明することはない。
だから親近感がちょっと違った。

写真はコレクション部屋の窓から見えた風景
  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0) ベルリンアートシーン

2010年01月15日

Uさん

めずらしくこの人に会いました〜。

Uさん。

ギャラリーの様子を見に、
とあるオープニングにいったら彼がいたのです。

アーティストながら、個人活動ではなく
よく街や区にかけあって、いろいろな人々を巻き込んで
それでまたそんなことは何回もできるはずないのに、
公共の助成金や援助金を割と多数ゲットしてイベント事業を立ち上げていた、
たぶんまだ進行形で、いる人。

昔、ギャラリーをやっていたころに、
1ヶ月に1度は顔をみせていた彼。
なんか用事もないのに、腰を落ち着かせて、しゃべっておった。

社会的な公共事業に興味がある方だったので、
たぶん、私たちのギャラリーもそんなにお金の匂いがしてなかった関係で
寄ってきた人の一人かと。結構ギャラリーのことを好きでいてくれたし、
私たちの関わりのあるアーティストを彼のプロジェクトに入れてもらったこともある。

私はギャラリーを2005年にやめて
それからこのUさんとはその後会う事は少なくなくなり、
最近は全然見ないから、まだ活動をつづけてるかどうか
分からなかったけれども、今日会って、

お互いに

生きてる?
っていうか

生き残ってる?

かどうか確認した。

彼はどうにか生き続けているようだ。

何日がなになにの応募の締め切りだよ。と
自分にプレッシャーをかけるような相変わらずなこと
いっていたし。

全然変わってない。

Uさんに、今自分が抱えているプロジェクトを相談したら
なんか人のつながりや場所のアイディアが出てきそうだ。

今日は他の方のオープニングなので、あまり詳しく説明せず
会場をあとにした。  

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2010年01月14日

ス、スポンサーが

ス、スポンサーが現れました。

おなかがすいたら、ケーキぐらいはおごるからって。。
連絡するようにと。。

うぅ〜ん。
食べられることはいいことなんだけれどね。

  

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2010年01月13日

ハノーファー、奨学金情報

ハノーファーに住んでいるアーティストの方へ
奨学生情報がでています。
http://www.kunstverein-hannover.de/wir_stipendium.php
  

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2010年01月12日

ロシアからの便り-オンエア情報

モスクワよりお知らせがきました。

オープニングの様子がテレビに
しかもロシアに住んでいるアラビア系の方のためのテレビに
オンエアされたとのこと。

http://www.rtarabic.com/news_all_cult/38875/video/

ぜんぜん言っていることや書いてあることがわかりません。。。
世界も広いものだと。。つくづく思います。

  

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2010年01月11日

カーリン・サンダー

ぎりちょんに訪ねた展示。

作家、カーリン・サンダーの展示。テンポラーレ・クンストハレにて。



ベルリンの500人以上のアーティストを動員しての作品展。
彼らに1分から2分程度のオーディオ作品をつくってもらうというもの。

彼女の作品展というよりはキュレーションという形かもしれない。

けれども2006年にも同じような展示をフランクフルトでもしている。

彼女の十八番の作品は人をかたどった小さな彫刻作品なので、
今回の展示はこの壁にだけしるされた番号と名前と
ヘッドホンから伝わる音のみなのだけれど、
なんだか彼女の昔の作品と繋がり、それらが彫刻的な意味合いをもってくる。

数字と名前の組み合わせ
一つ一つがベルリンのアーティストのポートレート的存在だろうか。

オーディオガイドに耳をかたむける、訪問者もそれぞれが美しい彫刻だ。

空間インスタレーションながら
彼女はやはりすぐれた彫刻家だと思った。
  

Posted by Eri Kawamura at 00:01Comments(0) ベルリンアートシーン

2010年01月11日

冷戦時の芸術

「冷戦時の芸術」と題された展示が
ドイツ歴史博物館にて開催されていました。



かなり人が訪れていました。
こんなテーマで日本で展示開催なんてあり得るだろうかと
思ってしまいました。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0) ベルリンアートシーン