2007年06月30日

日本のポスター展ポツダムプラッツ

日本のポスター展
がポツダムプラッツ、クルトアフォーラムにて行われている。
これは大日本印刷のコレクションとの共催で
ミュンヘン、チューリッヒ、フランクフルト、プラハを周り
ベルリンの次はワルシャワに巡回するという展覧会。

小さな展示であり、グラフィック特有の、宣伝ポスターはあまり多くなく、
商品のメッセージをダイレクトにイメージで伝えるという面白さはあまり目立たなかったけれど
日本のグラフィックの質のよさを押し出したものとなっている。

ビジュアルコミュニケーション(デザインの領域において)は、
やはり日本は先端をいっている。と思うのです。

文化的背景を理解していないとわかりにくいものがあるのだけれど、
わかりやすいっていうのかな。もちろんみんな一級の人だから
どれをとってもいいのでしょうけれど。
亀倉雄策さん、田中一光さんや福田繁雄さん
は特に、簡素明解で、すごいなーと思ったし、好きなグラフィックデザイナーですね。

この展示でポスターをみるのもよかったのだけど、
そこにあるビデオが、いいのよ。
キュレーションしたデザイン史研究家、柏木博さんが
今日第一線で活躍中のデザイナーにインタビューしていたものなのだけど。

柏木さんの物腰のやわらかい受け答えもよかった。

質問の中で最後に、若いデザイナーや、デザイナーを目指す若者に一言お願いしますという
お願いがあったのだけど
その中で、

青葉益輝さんは、
身体的能力
技術的能力
社会的適応能力 が必要だと。

机仕事のデザイナーが
身体的能力が必要というのにはびっくりしたけれど、
体の限界は、自分の才能も限界にするってことかな。

福田繁雄さんは、
ターゲットをみつける。
それは先輩ではない。同じジェネレーションの者だ。
先輩はすぐに倒れるから、皆と違う事をやっている人をみつけること、
音楽でも、文学でも。。

勝井三雄さんは。
現代をデザインするということは、
現代をみるということと、
もっと長いスパンをどう見ていくかということ。

松永真さんは、
自分の体験を素直に話すということ。
ということは、何か達成していないと話せない。
いろんなものを楽しむために収穫が必要。
目的や目標がわかっていれば、外すこともできる。
とにかく、基本が大切。

仲條正義さん
急げ。目の前のことで急いでくれ。間に合わない!

横尾忠則さん。
あまり迎合したりしない。流行にながされない。
出来るだけ流行に無関心になること。

他にも、もしグラフィックデザイナーにならなかったら
なにになりましたか?という質問もあり、
建築家や科学者、もしかしたら法律家になっただろうなぁ。
というだいたいの答えのなか、

横尾さんは、
やっぱりゆーびん屋さんかな〜。
好きですものいまでも。

大阪中央郵便局で一日局長やらせてもらったから
それで満足してますけど。

という答えが印象的でした。

Kulturforum Potsdamer Platz, Kunstbibliothek
15 June - 2 September 2007
9月2日まで。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0) ベルリンアートシーン

2007年06月29日

エレクトロニックチャーチ

待望のラコンディションジャポネーゼ
宮崎申太郎氏オーガナイズの
サウンドコンサートが行われました!

3組5セットのプログラムで

私、カッセ嬢(受付嬢)でございました。

普段は、なにに使われているか
わからない部屋だったのだけど、3部屋あって、
ちょうど、入り口のエントランス、ちょっとはいって
ビールをゆっくり飲める所、そして奥の部屋でコンサートが行われました。
バッックミュージックを奏でるということではないので、
やはり、密な「聞く」体勢の空間が必要です。

そんな部屋もあったから、ちょうどよかった。
エントランスには、どーんと白いテント(デザインマイ、という5月に行われた
デザインのフェスティバルに使われたけれど、撤去されずにのこっているぅ。)
があって、また、不思議な雰囲気を醸し出していました。

コンサートに来てくださった皆さん
ありがとうございます!!

またこれからもよろしくお願いいたします!!  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0) ベルリンアートシーン

2007年06月28日

さいきん。

壊れかけてます。

本日は、財布わすれたぁー。
あーよかった。検察官こなくてぇ。

電車で途中までいって、急いで家に帰ってでなおしました。

しかも、その後、フィフティーンとフォーティーンを間違える事に。。
どーも、話が通じないとおもったら。。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)あっ、私もかぁ。

2007年06月27日

ex-

ex-wife(元妻)
とか、
ex- boyfriends(元カレ)
じゃなくてぇ。

ex- peri- ence

エクスペリエンスって
経験とか体験とか訳すみたいだけど、

ex- 強意
peri- 試みる
ence- 完全にやってみること

なんだって。
ふーん。すごいね。

じゃぁさぁ。
ex-weifとかex-boyfriendとか
のexは強調の意味なんだろうかぁ?  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)こいつも。

2007年06月26日

WGでよかった♡

ペルガモン博物館での特別展示室にて展示が開始された
Das abc der Bilder展のオープニングにむかい、
作家、原さんとそのギャラリストとその仲間達で打ち上げに
呼んでいただき、飲んで飲んで。。

家に帰ったのは遅くなっちゃったんだけど。

あ!鍵がない!

ことを、ミッドナイト、家のドアの前をうらめしく見つめながら発見。

あー。事務所の机の上にぱっと置いて来ちゃったんだー。

事務所にもどろうとおもってもぉ。だれももういないだろうからぁ。

どーしようかな。
自分で、あーのー。状態だったけど。

思いっきり勇気を出して、自分の部屋のベルをならす。

ビー。ビー。

迷惑だろうなー。
オラフ君。

ぶっきらぼうな声で、
だれや!

という声。

えりだよ〜ん。
鍵わすれちゃったよ〜ん。

と言うと、無言でドアを空けてくれましたぁ。

いつかやると思っていたけれど。
この夜中にとは思っていなかったぁ。。

開いててよかった♡

じゃなくて、オラフ君起きていてよかった。。
ちょうどシルビアとおしゃべり中でした。。

はー。助かった。。

その待望の展覧会報告については、また後ほど。  

Posted by Eri Kawamura at 00:01Comments(0)あっ、私もかぁ。

2007年06月26日

在研通信 掲載

Web サイトに
新しい記事を投稿させていただきました!

会員さん用の雑誌、在研通信 にて
 発行:文化庁芸術家在外研修員の会   2007年春号

「世界情勢と芸術」というテーマ(かなりビック)をいただきまして
したためました。

私のタイトルは、それならばということで
「世界情勢と効果・有効発言」
とまたまた、大きく出てしまい、
収拾がつかなくなってしまっているという副作用がおこっています。。

http://www.erikawamura.com/jap/j-top.html

それでは!  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)あっ、私もかぁ。

2007年06月25日

パルマinfo-.

「ラストタンゴ・イン・パリ」や「ラスト・エンペラー」(音楽は坂本龍一)で有名なベルナルド・ベルトルッチ監督はイタリア・パルマ出身なんだって。へー。

パルマを調べていたら、出てきましたぁ。
東京でパルマ・イタリア美術展。

http://www.parma2007.jp/
8月26日まで東京上野国立西洋美術館にて。

イタリアの15世紀、16世紀の作品が海を越えてやって来ているみたい。

考えたら俵屋宗達の風神雷神図屏風だって あれりゃー、17世紀初頭だもの。

15世紀ぐらいであれば、雪舟か。

室町時代のものをわざわざ貸していただけるなんてぇ。。と考えれば、とても貴重ですよね。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)こいつも。

2007年06月20日

こちらとあちらの世界 UP

ベルリンのアート紹介ウェッブサイト
ラ・コンディション・ジャポネーゼ
http://la-condition-japonaise.com/jap/

ベルリン在住アーティスト
松崎宏史さんの紹介テキスト”こちらとあちらの世界をつなげる”をアップしました。
http://la-condition-japonaise.com/jap/
英語はこちら。
http://la-condition-japonaise.com/eng//index.php?option=com_content&task=blogsection&id=5&Itemid=30


もう一度書きますが、
ラ・コンディション・ジャポネーゼ
最初のイベント、
キュレーション&オーガナイズ 宮崎申太郎
は以下。

*ラブリー実験音楽コンサート*
サウンドアート シリーズ No.1, 2007
場所:エレクトロニックチャーチ, Greifswalder Str. 223, Berlin

日 :6月29日(花の金曜日)
時間:22:00〜

お待ちしておりまーす。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0) ベルリンアートシーン

2007年06月13日

春の高級品

ドイツの白アスパラ
シュパーゲルをごちそうになりました!

本当のドイツ式だと、シュパーゲルとハムとジャガイモのつけあわせみたい。
もちろん黄色い甘酸っぱいオランダ風ソースをつけて。

ハムは今宵はパルマシンケンでした。

その後、緊急発表があり、
飲んでぇ、飲んでぇ。
でろでろで家にかえる。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(2)どいつも。

2007年06月12日

気になったもの。ベニスビエンナーレ



加藤泉さんの展示。



ドイツパビリオンにて。イザ・ゲンツケン
非現実の世界への憧れは、たびたび旅行というものによって満たされる。
旅するという行為自体、現実的に徐々に国内旅行から海外旅行へ
そしてまた宇宙への旅へとその範囲を広げているのだ。
しかし、旅自体をそんなにXXL級にすることによって
非現実の世界への憧れやその満足感もXXLになるのだろうか。
たしかに首つりの輪がかかっているように、旅に出ると、時間におわれる世界から
生き帰った気持ちでリフレッシュできるのは確かだけどもぉ。。



フランスパビリオンにて。ソフィー・カレ
手紙を読むことについて。
彼氏からなんのことない手紙を音読する多くの女性像。
しかしぃ、最後には自分のことを面倒見てくださいという
別れの文句がぁ。前置きが長い別れの手紙であった。
彼女たちが一つの手紙にどのような反応をしめすか様々な様態を見せている。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(2)

2007年06月11日

ベニスから。

ただいま〜。



珍道中でございました。
特にドイツからの3人娘で。

  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(2)あっ、私もかぁ。

2007年06月07日

ベニスへ。

ベニスビエンナーレいってきます!  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(5)あっ、私もかぁ。

2007年06月03日

柵をつけるかねぇ。柵をぉ。

日曜日ね。
事務所の近くに
ソファーの骨組みが捨ててあったの。

さすが、ミッテだから、だれも取っていく人がなくて、
ちょうどビールケースで高床式ベットをつくろうとおもっていたから
そのマット下にとおもって2m×1.6mの格子構造をゲット。

帰ってオラフに手伝ってもらって、
ビールケース高床式ベットを作り上げましたぁ。

それで、気持ちよく寝て。

朝、ずどん。
落ちて目が覚めたよ。

自分、まんがか。
とも思ったけど。

下の階の人ごめんなさーい。
朝方、唐突に大きな音がしたと思います。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(2)こいつもズオカ。