2007年07月31日

小引越

7月最後、
残念ながらWGシェア生活を去る事に。

思ったより、仕事の方が大変になってきてしまって
自分の持っている領域、拠点を自宅と事務所に集約することに。

幸運なことにせっかく近いところにあった事務所からわざわざ
ちょっとだけだったけれども遠くすることはないということで。

小荷物だったので、一人お手伝いを頼んでタクシーにて、
引越完了。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)あっ、私もかぁ。

2007年07月22日

ヘラクレス君

ヘラクレスという名前の自転車を持っている方から
私あてに別の自転車が貸されています。

最近チャリ通ー。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)こいつも。

2007年07月14日

アメリー似が帰るよ。

プログラム事務所に最初から在籍していたサイモンとジュディーちゃん。
今日までやっていた展覧会、一つ立ち上げて、
終了したところで自国、スエーデンに帰るのだそうだ。

ジューディーちゃんは、若干21才。今度スエーデンに帰って経済の学校に行くという。
映画のアメリー似。ちょっとおしゃまだけど賢そうな彼女。無口だったけど、
彼女がさーっと通るとなんか雰囲気が違うの。
プログラムのアイドルだったと思います。

さて、その彼らのお別れ会&展覧会のフィニサージュ。
カールソンが、
皆。なにか2品ほど作ってくるように!
という掛け声のもと。お別れ会が開催されようとしている。

時に。

私は焼きおにぎりをつくってぇ。
そしてそのこげ醤油香りをぷんぷんプログラム中にまき散らしていたのだけど。

そしたらジュディーちゃんが
キッチンにささっと入って来て、

今ね、サイモンにキスしたら、なんかおいしそうな味がしたの。
なにを食べたのよ、って問いつめたら、
何にも食べてないって言ってたのだけど。
そうか。この香りね。

  

Posted by Eri Kawamura at 02:11Comments(2)オフィス・プログラム

2007年07月07日

カッセル。ドクメンタ

カッセル。

おとなしい展示で、いつもの盛り上がりにはかけ、
それだからこそ酷評もあるドクメンタ。

それにもかかわらず、やはりドイツ国内にいるものとしては
チェックしない訳にはいかない。

ベネチアのビエンナーレや
バーゼルのアートフェアと同時期にオープニングがおこなわれ
それぞれを見て来た方からは比較対象になった催し物だったと思う。

なにせ、それぞれの目的と意図、場所、観客の期待度なんていうのが
違うのだから、同じ目の高さで比べられては。。とも思うのだ。

こんなに大規模な展覧会。
オーガナイズ的にはちょー苦労していると思うよ。
だからなおざりな批判は控えます。

さて、
メイン会場のFridericianum正面玄関入り口。
ヤン・フートがディレクションしたドクメンタ9では
ブルース・ナウマンの逆さの頭がぐるぐると回っていたところだけど。

たぶん、実はここはいつもこの年のドクメンタの見せ所なのではないかと思う。

今回はJohn McCrackenの作品、ブロンズでできた、ただ、ただ直方体の彫刻。

今更オーソドックスな彫刻はないでしょう。と思いつつ
さらーと眺めて、会場の奥にはいるような、程度だったけれど、
もう一回最後にみて、はっと気づかされることがあったのよ!!

正面玄関ホールの壁は鏡で覆われていたのだけど、
それはもしかして、このただ、ただ直方体の彫刻と関係があるのかしらと思って、
監視員のお姉さんに、この鏡も彼の作品ですか?
と聞くと
はい。との答え。

やっぱり。

そうなるとものすごいことが分かってくる。

このただただ彫刻は、ブロンズでできていて
薄金色の色を放っているし、とてもよくできた彫刻で
フェティッシュにつるつるぴかぴかに磨かれていて傷ひとつない。

その完璧なまでの制作物に魅了されて、このただただ彫刻に
引きつけられて、まじまじと見入ってしまう。

それを見終わって振り返ると、鏡の中の自分と対面するのだ。
それとこのホールにいる観客達も。くっきりと。

ところが、このどーんとある“ただただ彫刻”は、その淡いブロンズ色のために
実はステンレス色をしている鏡の中ではその存在感は薄まってしまう。
あんだけ、じっくり見られていた物体だというのに。

逆にさまざまな色を身につけて、その作品に見入っていた人々はくっきり鏡に写る。

これほどまで存在感をみせつけられ、
次の瞬間には存在感の無さをみせつけられる作品だった。

そんなに最初から強力な第一印象を発揮しないのだけれど。
さすが、メイン会場ホール玄関口。
控えめながら転機のきくウィットがあるドクメンタ12を代表しているのではないか
とも思う。

他に
Agnes Martin, Naserren Mohamedi, Gerwald Rockenschaub, Kerry James Marshall, Tseng Yu-Chin, Luis Jacob, Halil Altindere, Danica Dakic, Mary Kelly,
が心に残りました。



  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(4) ベルリンアートシーン

2007年07月05日

カッセル

に行ってきます!
では。のちほど報告を。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)あっ、私もかぁ。

2007年07月04日

最近開く予定の店

バーフラウになる計画。
挫折しました。

イラン人の画家
ヨウニスがせっかく、エロい天井画を描いていたのにぃ。

やっぱりあの話つまり、ヨウニスが店を引き受けるっていう話
はなくなったらしい。

を又聞きで聞きました。

あんまり期待してなかったけど。。

あー。

やっぱり!
とも思うし、

あっそう!
とも思う。

あーのぅー。
とも。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(2)こいつも。

2007年07月03日

グラサンの男

今日、ウーバーン(地下鉄)にのっていたら
前の人、髪に白髪がめだっていたけれど、パンキーオヤジで、
グラサン、しかも青くグラジュエーションかかっているの
をかけていて。短パンだったのだけど、

その前の人がいくらいくら年金をもらうっていう
話や、ある男がおれに8000マルク要求したんだよ、
その男の奥さんにおれがいちゃついたからっていう理由で。
とかその男の友達に話していた、男だったのだけど。

地下鉄を降りて、こう上と下にさがる
エスカレータがあったの。
そのエスカレータの下りにのって下方面に下がっていく
ところまでいっしょだったのだけど、
そしたらそのおじさんは、上に昇って行く人たちに向かって

今日は、いい天気か、悪い天気か?
今日は、いい天気か、悪い天気か?
今日は、いい天気か、悪い天気か?

エスカレータを上がってくる一人一人尋ねていた。

まるで、花房をちぎって、
好き、嫌い、好き。をやっているようなかんじ。

本日は、ちょっと湿気ていて空気が重たい曇りの日で、
甲乙つけがたかったのだけどぉ。

だれも答えなかったから
私がぼそっと
いい天気だよ、って言ったけど、
どうも聞こえなかったみたい。

そしたら彼の後ろすぐについていた
小学生の団体が、
いい天気だよ!
って言ったら。

ああ、買い物にはな。

ってその男は言った。

コッティにて。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)どいつも。

2007年07月02日

la-condition-japonaise New Up

la-condition-japonaise
新しい記事をアップしました。
今月は、アーティスト福田恵さんについて。

本文は宮崎申太郎氏
私は初挑戦の英語からの日本語訳を担当。
申し訳ない、ちょっと訳がごつごつです。
英語からの微妙なニアンスを汲取るように努力してみましたがぁ。
試みとしてご笑納ください。

http://la-condition-japonaise.com/jap/

英語は以下
http://la-condition-japonaise.com/eng//index.php?option=com_content&task=blogsection&id=5&Itemid=30  

Posted by Eri Kawamura at 00:01Comments(2) ベルリンアートシーン

2007年07月01日

Das Leben der andere.

Das Leben der andere.
邦題では「善き人のためのソナタ」
直訳すると、「他人の生活」なんすけど。。。

ソナタも映画の中で重要な役割をしているのだけど、
たぶん、「善き人のためのソナタ」では、なんだかわからない。
「他人の生活」ちょっと魅力的ではない題名ですが、
それを聞くと、ああ、なんか秘密めいたことが関わっているのかなと、
他人の生活、秘密、傍聴、という連想ゲームから
特に、ベルリンではシュタージ(秘密警察)がピンと来るようなタイトルになっていると
思うのです。

映画の宣伝では、監視国家の秘密があばかれる、
みたいな宣伝文句がきかれたけれども。

傍聴されているのは反体制的という劇作家と女優である彼女。
主人公は、国家に忠実な(と思われた)シュタージの傍聴員。

詳しく内容を書く事は避けますがぁ。

彼にとって忠実であったと思われた彼女は、
何回か彼女自身のキャリアを一番に考えた人だと思うし、
最後は、彼女の方が国家に翻弄されてしまったかなぁ。とも思う。

主人公のシュタージの傍聴員は、逆に出世というのは考えてなくなっていた
なんかに突き動かされて彼なりの行動をとったのだろう。

でも、壁崩壊後よくニュースでも
シュタージ関連の資料が公開になって自分の資料を見に来る人がいると
聞くけれど、よくできるなとも思う。だって、もしかしたら知らなくてもいい事実を
自ら暴くようなものだもの。もちろん知りたいっていう欲求はわかるけど、
それを目の前にしようってねぇ。すごい力ですね。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)どいつも。