今日までやっていた展覧会、一つ立ち上げて、
終了したところで自国、スエーデンに帰るのだそうだ。
ジューディーちゃんは、若干21才。今度スエーデンに帰って経済の学校に行くという。
映画のアメリー似。ちょっとおしゃまだけど賢そうな彼女。無口だったけど、
彼女がさーっと通るとなんか雰囲気が違うの。
プログラムのアイドルだったと思います。
さて、その彼らのお別れ会&展覧会のフィニサージュ。
カールソンが、
皆。なにか2品ほど作ってくるように!
という掛け声のもと。お別れ会が開催されようとしている。
時に。
私は焼きおにぎりをつくってぇ。
そしてそのこげ醤油香りをぷんぷんプログラム中にまき散らしていたのだけど。
そしたらジュディーちゃんが
キッチンにささっと入って来て、
今ね、サイモンにキスしたら、なんかおいしそうな味がしたの。
なにを食べたのよ、って問いつめたら、
何にも食べてないって言ってたのだけど。
そうか。この香りね。

この記事へのコメント
何を食べたのよ、って問いつめたら、
何もたべてないっていってたのだけど。
そうか。この香りね。
この四行、もらっていいっすか?
完璧な締めくくり。いままで書いてきたことが、手に取り、香りだすような、
たまらない終わり方。そしてジューディーは国に帰る。なんだか切ない青春小説か、ヨーロッパの文化映画のしめくくりのような文章の味わい。
B嬢、モノカキに転向しなさい。
あそこに、そんな美人いたっけな。もっともアメリーって、かわいい女の子って印象がつよかったっけか。
あんたをおいてどこにもいけないわよ。