2010年03月08日

ベルリン人

空港にて。

大きなボトルのお水買ってきて
と言われて、小走りに売店へ。

「大きなボトルのお水ありますか?」

「奥の冷蔵庫に入ってるんだったらあるだろうよ!」

めげずに奥へ。ボトルを見つけ、レジに向かう。
お店の人はどこかにに消えていたので、

「あのう!!すみません!!レジ前です!!」

「そんなに騒ぎ立てなくてもいますよ!」

「急いでるんで!!」

「オレだって急げるよ。」
(のろのろ)

「もしよろしければ袋をいただけますか?もしあなたがご親切心をもっているならば。」
(目頭をあげて)

「もーちろん。全然あるさー。ほら。ほら。」

「ええ1枚でなくて、2枚!2本ボトル買ってるんで。見れば分かるでしょ。あとね忘れないでレシートください。」

「はいはーい。」

「ありがとうございます。まだまだあなたにもよい一日を!」

「ああ。いい日だったよ。すでに。(あんたに言われなくても)」

ベルリーナシュナウツェという言葉があるけれども、
これはこのような丁々発止やああいえばこういう的な
ちょっと乱暴だけれど勢いがある言葉のやりとりをすることを言う。

言葉だけを読んでいるとさーと青ざめてくるような
屈辱的なものが入っているけれども
当人同士はいたって次になにを言い返してやろうかと
考えながら和気あいあいとやっているものである。

ベルリンは元々は商業都市で、
周りの地域、ブランデンブルクからみれば
商業の中心地だったので、このような言葉のやりとりに
キャラがついたのかな。

だからまるで八百屋や魚屋でやり取りされるような
言葉のキャッチボールが単なる売店でもとりかわされる。
タクシーの運ちゃんとかでも。

かなり豪速球なんですけれど。。それをさらに捕らえて
投げ返す。ぎゃふんといわせるようなものすごい勢いで。

かつて東西ドイツが分かれていた時に
ケネディー大統領が西ベルリンを訪問した時に演説した際の言葉
「Ich bin ein Berliner」
私も一人のベルリン市民です。
という政治的な言葉が有名だけれど、

現在街中で、どうみてもドイツ人ではない人が
「私はベルリン市民です」と言うと
ベルリン風に態度が大きくて、生意気で
大口をたたくことがができる人だということがわかる。

まあこれでも愛嬌があるんですけれども。
着いたばかりの旅行者にはつらいですね。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)人間について。

2010年03月02日

ヴェストファーレン

ドイツのドルトムント、ミュンスター、ビーレフェルト、
オスナブリュックを中心とした地域をヴェストファーレンというのですが、
この地域では1951年より2年に一度、
この地域で生まれたあるいは教育を受けた若手アーティストへ
展覧会を含む賞を設けています。

35歳以下

絵画、彫刻、写真などにフォーカスを当てているが
例外もありえる。

大賞5200ユーロ

Konzeptuelle Strategien
コンセプト的な戦略
というテーマにて。

http://www.westfaelischer-kunstverein.de/

応募は4月9日まで
  

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2010年03月01日

グリムミュージアム

ベルリンのグリムミュージアムというところで
展示の公募があります。

EQUINOX*という展覧会で
期間は3月19日から4月9日まで
この期間中に1回展示替えがあります。

1作家1作品まで
A4のワードかPDFにて応募を提出
このA4の中に名前やサイト、履歴を書く事は避けてください。
作品のみでキュレーションチームが決める模様です。

輸送費、保険の負担は今回はなし。

締め切りは3月8日
www.grimmuseum.com  

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