近所、といっても同じ建物にすむ
Sさんとはとても仲がよく、
しかも、私が家にいるかどうかなんて
すぐにばれてしまうから、窓なんかあけていて、
見つけられると、
また相手が時間があるとき、電話がかかってきて、
元気?お茶でもどう?
と声がかかる仲だ。
彼女とあるベルリンで行われている
日本関連のイベントにいったら
大変おどろかれたことがある。
普段、私は彼女としゃべっていて
もちろん母国語の
ドイツ語に関しては彼女の方が
ずいぶん上で、もちろん態度だけなのだけれど、
かなり彼女とは対等に接しているようなのだ。
それで、一端日本のイベントなどで
日本人と接する会にいくと、
あとで彼女からクレームがきた。
えり、2歩も3歩も下がってるよ!
ほう。その心は。
彼女と私とで話す時にはなにも感じない
ということなのだけれど、彼女と私ともう一人日本人が
はいってドイツ語などで話すと、私は2歩も3歩も下がっていくらしい。
それがもどかしいと彼女はいう。
おそらく、日本人の顔がみえたりすると、
日本での習慣、1歩下がるというのが出てくるのだと思う。
そういえば、昔
ドイツ人の彼が私が彼の後ろを歩くのを本当にいやがって、
横並びで歩くようにかなり強く言われた。
日本の狭い歩道でも必ずや横並びに並ぼうとしていたので、
自分の日本人としての無意識の癖をその時に認識したような気がした。
それから、私はなにも考えなくても彼と横並びになり、
そしていつのまにかそれを越して前の方を歩いていってしまったようだ。
道は分かれたのも気づかず。
Posted by Eri Kawamura at
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人間について。