外人局に出向く季節がやってまいりました。
といっても役所のストがあると丁寧に教えていただいて、
前もって予約をいれてもらました。
自分の滞在許可の状態がフリーランスということなので、
次の滞在許可を受けるのにはどんな資料がいるのかということを
問い合わせなければなりません。その年によって役所の状況が違いますし、
法律も変わってくることがあるので、なにを準備しなくてはならないか
周りの経験者に聞くより、直接役所に聞いた方がいいのです。
それで、なにが必要か聞く前に長い列がありました。。
7時から並んでぇのぉ。
10時に開くのですが、
もう10時には前から並んでいた人もあとから来た人もごちゃごちゃになっていて。。
ちょっとぉ。わたしは前からならんでいたのよぉ!
うしろにつきなさいよぉ。うしろにぃ。というような会話が。
特に差別する訳ではありませんが、
アラブ系の男性の方で、どーみてもずーっと並んでない人が
おれは6時から並んでいた!なんて堂々と言ってそこにいますので、
ちょっとぉ。と声を。
わたしが声をかけたら、あと2人アジアの女性が参戦してくれました。
とにかく、これは偏見ではなく、事実として
男社会がある文化の国の方達となので、
女はだまってろ!その口をつぐめ!
なんてことも言われましたが、
こちらも引きません。
ドイツ人の警備員さんも、こんなこと日常茶飯事のようで、
こちらの声に見向きもしません。
声は高まるばかりで、
あちらも、目立てば目立つほど引くということには
できなくなるようです。
バトルが最高潮に達し、
とにかく、あなたたちはうしろよ!
インシャラーですよ!
(神の思し召しのままにというのが本来の意味ですが、
ここでは神様はお見通しよの意味にもなるかと)
という一言をかけると、
あーら不思議。
ああ、オレはイスラム教っていうことに誇りをもっているから
神には背けないと。
一言ぽろっといわれて、
その場が収まりました。
ちょっと周りにも笑いもとれて
わたしなりにも満足ですが、
その後、足はがくがくだったことに気づきました。。
その場を納められる
魔法の呪文がわかっていたら
喧嘩もできるかなと。
やれやれ。
もうでもあんまりしませーん。
やっぱ怖いから。。