2008年10月23日

呪文の言葉を

外人局に出向く季節がやってまいりました。

といっても役所のストがあると丁寧に教えていただいて、
前もって予約をいれてもらました。

自分の滞在許可の状態がフリーランスということなので、
次の滞在許可を受けるのにはどんな資料がいるのかということを
問い合わせなければなりません。その年によって役所の状況が違いますし、
法律も変わってくることがあるので、なにを準備しなくてはならないか
周りの経験者に聞くより、直接役所に聞いた方がいいのです。

それで、なにが必要か聞く前に長い列がありました。。

7時から並んでぇのぉ。
10時に開くのですが、
もう10時には前から並んでいた人もあとから来た人もごちゃごちゃになっていて。。

ちょっとぉ。わたしは前からならんでいたのよぉ!
うしろにつきなさいよぉ。うしろにぃ。というような会話が。

特に差別する訳ではありませんが、
アラブ系の男性の方で、どーみてもずーっと並んでない人が
おれは6時から並んでいた!なんて堂々と言ってそこにいますので、

ちょっとぉ。と声を。

わたしが声をかけたら、あと2人アジアの女性が参戦してくれました。

とにかく、これは偏見ではなく、事実として
男社会がある文化の国の方達となので、
女はだまってろ!その口をつぐめ!

なんてことも言われましたが、

こちらも引きません。

ドイツ人の警備員さんも、こんなこと日常茶飯事のようで、
こちらの声に見向きもしません。

声は高まるばかりで、
あちらも、目立てば目立つほど引くということには
できなくなるようです。

バトルが最高潮に達し、

とにかく、あなたたちはうしろよ!
インシャラーですよ!
(神の思し召しのままにというのが本来の意味ですが、
ここでは神様はお見通しよの意味にもなるかと)
という一言をかけると、

あーら不思議。

ああ、オレはイスラム教っていうことに誇りをもっているから
神には背けないと。

一言ぽろっといわれて、
その場が収まりました。

ちょっと周りにも笑いもとれて

わたしなりにも満足ですが、
その後、足はがくがくだったことに気づきました。。

その場を納められる
魔法の呪文がわかっていたら
喧嘩もできるかなと。

やれやれ。
もうでもあんまりしませーん。
やっぱ怖いから。。

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 謎の青いテント (2010-05-22 00:00)
Posted by Eri Kawamura at 00:00 │Comments(4) 混じってます

この記事へのコメント

そうそう、そうなんだよねえ、この外国人局の風景。お国柄が出て、毎度、抜かす奴がいるんだよね。あれには、ホント腹立ったなあ。

今回のラウンドは見事B嬢の勝ち!ですね。
インシャラーと言われて、逆にアラブる男たちが静まった、と言うのは、
快挙だ。また非常に感心してしまいました。へえ、なるほど、奴らの受け止め方は、そういうものか、と。

活躍されている様子。ラコンの仕事も名実ともに上がってる。問題なくヴィザはおりるはずだよね。ベルリンでの仕事は順調だね。頑張ってくれよ。また俺がベルリンにいくことになったときには、お世話になろうと思ってるんだからね。
Posted by junabi at 2008年10月27日 23:33
それが、ビザの検査は大変厳しく。いつも一年ね。とれるの。
ドイツの契約社員ね。これ。いつも眼と肩に力をいれてなんとか
通してください光線をぴぴーとうつのだけれど。だめね。最近は、
歳とともに、それ相応のものをつけてないと。

仕事はつくるしかなく、それはそれで大変よぉ。
このクリエイティブの街で、お金をつくるクリエイティブも持っていたいわねと思うこのごろ。
Posted by bono at 2008年10月29日 03:01
ちょっと、このまじない、笑えたわー!!相手もこれで引き下がれてよかったと言う感じだったかもね。皆のまで、「そうですか。」と引き下がるわけないからね、マッチョが。これ、使わせてもらいますわ~。
Posted by misa at 2008年11月12日 02:39
ちょっとぉ。みさちゃんぁん。
最近ご無沙汰ー。
お元気?
すくすくですかねー。おなかはー。

いいよ。これ、この呪文。

あとはねー。
自動ドアの前で。

開け〜ぇ。ゴマ!

どうだろうか。
試してみてください。
Posted by bono at 2008年11月16日 05:54
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