2008年06月20日

FIGARO Japon voyage

4月にフィガロボヤージュのドイツ特集、北ドイツを
コーディネートいたしました。



本日フェディックスにて手に取り
情報量の多さとビジュアルの良さに
さすが、さすがと関心しております。

4月はこういう旅をしておりました。

これ一冊あるとドイツ旅行は便利便利。

書店にてぜひお求めください。
ただ今発売中です。
http://madamefigarojaponvoyage.hankyu-com.co.jp/  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(2)人間について。

2008年06月03日

最近

イスラムについて調べています。

やはり気になるのは、
カシミアのおやじさんが、

人は一人だとよくいうのです。

もちろん人は一人なのですけれども、
人は一人で成り立っている、という意味で使っているのです。

そうなのだけれど、
おじさん。ということは属性とか共同体とかなしということですか。
それは孤独ではないですか。

と問うと

もちろん、属性とか共同体といういうものは必要だけれど、
わたしは自分個人で立っていたいし、依存したくもなく、依存されたくもない。

というのです。

このような発言は、
ここ個人主義といわれるヨーロッパのヨーロッパ人よりも
個人主義的に聞こえるのが不思議です。

特に、イスラムという国境を越えた宗教上でつながりをみせる
大共同体がベースとなっているのに。

ここベルリンのトルコ人などにみられるように、
彼らの多くは自営業者という例をとるとなるほどとも思うし、

結婚式に向かう華やかな車をみるたびに、
ああ、もう一軒ケバブやがふえるか〜。

などとちゃかす冗談があるように、
従業員がゼロでも、店のオーナーになりたがる傾向があるのを思い出すと
個人と共同体ってこの人たちにとってなんだろうねとも思う。

でも彼らは、なんだか個人主義といわれて久しいあるヨーロッパ人のように
個人主義のもう一つ裏側にある孤独感で悩んでいる様子はなく、
けっこー我が道をすすんじゃっているのよねぇ。

アラーの神の前ですべての人は平等だ。
神の前で、老人も子供も、裕福も貧乏もないのだから、
自分の身分や、お金のことをあまり考えないで、個人の趣向を大事にすることに発展するのかしら。。

最近、西洋化になり個人中心主義の傾向のあるなかで
なんかうまく生きる方法が彼らの中にあるのではないかと思っています。

そしてなぜ彼らが口約束を守れないのか。
それが本当に不思議。

これが彼らの個人主義の裏側にある弊害?なのかもしれません。。
引き続き調査中。

  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(2)人間について。

2008年06月01日

„Show me the way!„

皆様


この度、la-condition-japonaiseでは第二回展といたしまして、松崎ひろふみ、福永敦、マライケ・リーによる"Show me the way!"展を開催する運びとなりました。ここに展覧会の案内ならびにお知らせを申し上げます。


Hirofumi Matsuzaki, Mareike Lee, Atsushi Fukunaga
„Show me the way!„
paintings, drawings, sculptures

7th - 21st of June 2008
Opening 6th of June, 7 p.m

この3名はベルリンを拠点に活躍する作家であります。
"Show me the way!"と名付けられた展覧会において、ここで作家は自らの信念の道を示すことになるでしょうし、あるいは見ている方に対して各々の道を尋ねるものになるかもしれません。期間中は、それぞれ絵画、ドローイング、彫刻を展示する予定となっております。




松崎宏史は1979年生まれ、2005年よりベルリンにて活動している画家です。白地のキャンバス上に華麗かつ繊細な花の絵を描く画家です。よくみると花の花びらは螺旋状の線から成っており、それを目で追うとまるで花びらの中核に吸い込まれて行くような錯覚にとらわれます。さらには、花びらの弁を通ってその奥へ引き込まれてしまうような感覚にもとらわれます。発表の作品は新作で、シリーズものの小作品と、大作1点の展示となります。




マライケ・リーは1979年生まれ、2007年よりベルリンにて活動しているカナダ生まれの作家です。赤か青かの一色のフェルトペンで描かれたネットのドローイングは彼女のライフワークであり、影が描かれないにも関わらずその立体的に迫ってくるドローイングには定評があります。"chain-link"という作品のタイトルが示すように我々はこのネットにとらわれようとしているのか、あるいは開放されようとしているのか、しかし彼女の筆さばきの美しさに自ずと引き寄せられていきます。




福永敦は1980年生まれ、2006年よりベルリンにて活動する作家です。彼の作品は多岐にわたりますが、最近は特に日本語に特徴である擬音語、擬態語を使っての彫刻作品を制作しています。「にやにや」「ふらふら」「ざあざあ」「キュイーン」「ゴーォー」などの言葉を立体にし、普段は耳に聞くものを視覚化した作品です。遊び心ある語感・音感が立体へと立ち上がります。

皆様のお越しをお待ちしております。
くわしい資料請求は以下まで問合せをお願いいたします。

la-condition-japonaise
Eri Kawamura, Shintaro Miyazaki

Brunnenstr.29, 10119, Berlin
Tel: 030 25581180
e@la-condition-japonaise.com

http://la-condition-japonaise.com
Tu-Fr 13.oo-19.oo Sa 11.oo-18.oo  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)