2008年05月28日

タクシー、ラズべガスにて。

ようよう。
Where do you want to go?

ちょうど空港からタクシーに乗る用事があって
乗ったら、黒人のドライバーさんだったのだけれども
ラップ調で開口一番にこうきかれたから、
ラズべガスに着いてしまったような感覚にとらわれたのです。

to どこどこへ。お願いいたします!

と英語を聞いた途端、簡単な言葉だけれど考える間もなく
口をついてでてきたのは、うれしいことだったのでした。

よかった。あの時に、ロンドン研修しておいてと思うこのごろ。

あの時期をはずしちゃっていたら、もうなかったかもなー
と思いつつ。

また英語をならいたくなってきたのよ。

おれの孫はなー。

お孫さんがいらっしゃるのですか?
そうはぜんぜっん見えないっすけれどもぉ。。
はい。お孫さんが。。

Yokoっていうんだ。

へー。日本と関係があるのですか?

おかあちゃんが、日本人とアメリカ人のハーフで。

へぇー。

ところで、ようこってどういう意味?

えっとぉ。
(漢字にもよりますけれども、といいたかったのを
省略してぇ、太陽の陽と勝手に判断!)

太陽のようにサンサンと明るく、皆を照らすような
(ギラギラとはいいませんでした)っていう意味ですよぉ。

そうか。いい名前をもらったなぁ。

お支払いをおわって、帰り際に
for Yoko!
と意味がわからないけれど。
言ってたっけ。。。

ラズベガスです!

  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)人間について。

2008年05月27日

木本けいこ展オープニング

木本けいこ展、オープニングを無事迎えることとなりました。

ブルネン通りのギャラリーオープニング日とも重なり、
数多くの方にきていただきました。来場の皆様どうもありがとうございました。



オープニングの様子は
ベルリンのアーティストによるビデオコレクションにて。
http://berlinerkunstkontakter.de/weekly2008.htm

Keiko Kimotoをクリック。でお願いします。
かなりすごいことになってます。。。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0) ベルリンアートシーン

2008年05月26日

ばくはつ

めずらしく、ぶち切れました。

どーして。
わたしがアラブ人に説教しているのかわかりません!

ぷるぷる。。
  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)あっ、私もかぁ。

2008年05月24日

ポットキャスト、ウラニワサウンズ、ゲスト出演!

ポットキャスト 裏庭サウンズ vol.10
ゲスト出演しました!!

オンエアされてます!!
http://uraniwasounds-berlin.com/  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0) ベルリンアートシーン

2008年05月23日

師匠!

なにか困る事があると、訪ねる場所があります。
カシミールのオヤジさんのところへ。
ブティックを経営されていて、家よりちょっと歩いた先にあるのです。

あまりぱっとしないお店で、わたしがいつもいっても
お客さんはぱらぱらと見える程度なのですが、
帰り際には、現金のちょっとした束をにぎっている。

それはやはり長年お店を構えているからでしょうか。
いえいえ、なにか秘密があるのではないかと
わたしはいつもご商売のテクニックをのぞきにいくのです。

けれど、行き着く所はいつも、彼の人生観にいきあたります。
ショージキでいること。
それと感。

気にいっている洋服があっても
彼の前ではだまっていると、
これが似合うんじゃない?と
第一に持ってくてくれるのは、さすが。

そういうことが何回かあり、
今回はまたわたしのご指名が当てられるのじゃないかと
期待を抱きつついくと、

突拍子もないものを持ち出して
怪訝な顔で疑って着てみると、
なんかわたしのキャラを見通したようなもので、
いつも関心してしまうのです。

もちろん、わたしが払えそうな額は押さえられています。

お商売に関しての師は、このかたと
もうひと方。

もう一人はまったく違う方法で
自分の商売を展開されているので、これも勉強になる。
どちらがいいというよりも、自分がいいとおもって、
さらにできるところは吸収したいなぁ、と。

とにかく自分のスタイルを持っている方たちです。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)人間について。

2008年05月15日

Keiko Kimoto „basic gravity„

皆様

拝啓

この度、la-condition-japonaiseでは
木本けいこ"basic gravity"展を開催する運びとなりました。
la-condition-japonaiseの活動も1年を迎え、
今年はこのBrunnenstr.29にて計5回の展示を準備しております。
遠方と存じておりますが、この機会にお見知りいただければ幸いです。

敬具
la-condition-japonaise
河村恵理, 宮崎申太郎




Keiko KIMOTO

"basic gravity"
Drawings, Paintings

17th - 31st of May 2008
Opening 16th of May, 7 p.m

Brunnenstr.29, 10119, Berlin
Tu-Fr 13.oo-19.oo Sa 11.oo-18.oo

Tel: 030 25581180
e@la-condition-japonaise.com


木本けいこは大変情熱的な画家であり、ローター・バウムガルテン教授の元で2005年にベルリン芸術大学修士課程を卒業した後もベルリンにて描き続けている作家である。

「わたしの仕事は理系。まるで物理。」この言葉を彼女のアトリエで聞いた時、とても戸惑った覚えがある。彼女の絵画に描かれるものは、木々、花、草、風、舟、雲、太陽の光、月の影、蝶、ネコ、人魚、戯れる少女であったりする。それはイメージの風景であり、夢の中の風景であるかもしれない。

これらの彼女の風景画は、ある画面に合うイメージが湧くまで時間をおかれ、あるいは必要とあらば何度にもわたる描き直しが行われている。ドローイングにおいても時間をかけ、丹念に制作されるのは同様である。ただし、ドローイングはまっさらの白地を背景とし、描かれる物が単体で線は勢いよく描かれるのである。この勢いのある線のドローイングは、作家がすでに確固たるイメージにつながる線を掴みそれを逃さないようにしたためでもあるだろうし、動く線のイメージをそのまま紙に写したいという作家の欲望であるかのようである。

„basic gravity„とする今展覧会において、作家木本けいこが取り組むものは、重力とそれにともなう動きである。誰もが、そしてどんなものでも地球上では重力をもち、ある中心へ引っ張られている。その普遍的な事実に反して私たちはそれを体で体感しながら生活をする事はない。その普遍的重力と戯れるものとして彼女は踊る事に関心を抱いている。主にはその彼女のスピード感あるドローイングにおいて重力との葛藤、あるいは重力があることでの安堵感・心地よさを動きある筆で捕えることとなっている。ダンサーは少女。彼女の動きに引き寄せられるように、時としてネコ、鳥、蝶がその周りを一緒に舞う事もある。同時に展示される絵画は、ドローイング„basic gravity„の背景となることが考えられている。

la-condition-japonaise
次回展覧会予定:Brunnenstrasse 29 にて。
6月6日〜21日: Hirofumi Matsuzaki, Atsushi Fukunaga, Mareike Lee
8月8日〜30日: Jinran Kim and Megumi Fukuda
10月3日〜30日: Masao Yamamoto  

Posted by Eri Kawamura at 12:18Comments(0) ベルリンアートシーン

2008年05月01日

ショファー ヘンドリック

またこの方に会った。

やー
マダム・エリ
ボンソワー
ずいぶん長らくお見えにならないと思っていましたので、
どーしたのかと思っていました。

ショファー(運転手さん)ヘンドリックと空港にて。

体格がよく、どーんとしていて、ちょっとかすれた声が特徴の彼。

どうされていました?

いやー、わたしはロンドンに行っていたのですよ。
それからも全然ベルリンにいることがなく。。

わたしは休暇でパリへ。
休暇といっても10日で、パリで自分の写真展をしていました。
その後は弟の結婚式にね。どんちゃん騒ぎでした。いい結婚式でしたよ。

へぇ〜。
よかったですねぇ。

写真展とは例の写真ですか。

はい、そーです。

例の写真とは、昔彼は軍隊の写真部に入っていて
冷戦時の東西ベルリンを撮りためたものだ。

ヘンドリックは17から30才までフランスの軍隊にはいっており、
30才から13年間は別の軍隊に入っていた。といった。

ところで、どこの。

イギリス軍でした。

へー。その後、もしかしてロシア軍に所属とか。

いえいえ。そんなことはしなかったのですよ。わかります?
ルーブルはその当時から悪かったからねぇ。

へぇー。
ということは本当にあなたは資本主義だったんですねぇ。

あはは。

軍隊に所属していた生活が長かった成果、
早朝5時には目が覚めてしまうという。

7時に出勤。

今ではリムジンの運転手さん。
大統領級の方のためにも仕事をするという。

マダム・エリ
仕事終わりましたら、脇でまっておりますので家までお送りいたします。
これは会社に秘密ですよ。

わたしのミッテ区にある小さいアパートに寄ってから
ずっと北の会社のあるライニケンドルフ区に車を返してから
自分のアパート、ずっと南のノイケルン区に帰るという。

粋な計らいで、らくちん家にとーちゃく。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)人間について。