ねえねえ。
どっかで見た事あるような体つきと顔つきをしているとおもったけど、
ザ・シンプソンズっていうアメリカのアニメにでてくる
あのオヤジさんにそっくりな人がいるのよ。
英語の先生。英語で話すから、もっとシンプソンに重なる。
マンガではあのオヤジさんは原子力発電所で安全管理官なんだって。
結構、ブラックですね。
彼が話してくれたことなのだけれどぉ。
ああ、私の先生。
カナダ人は、なぜか知らないけれど
その家はいくらいくらしたのか
あの家はいくらいくら改装にかかっているとか、
あの家族は、引越の時にどのくらい支払いがあったのか
よう知っていると。
カナダに行った時に友達につれられて、近所をドライブしたのだけれど
その時に、友達が、あの家はいくらかかっている、その家はそうだ、
それであそこの家はね。。なんて次から次へと指を指して教えてくれるそうだ。
家の値段を知っている事が普通みたい。
家の話題から
カナダのバンクーバの話になって
カナダのバンクーバには中国式の家がよう建っていると。
それは1997年に香港がイギリスから返還されたのだけれど、
香港の中国人で、その時までにある程度富を得た人が、イギリスのパスポートを持っている間に
中国政府への危機感や将来的見通しのためバンクーバに中国式の家を建てに建てたのだと。
だからバンクーバの土地代はその時にあがりにあがったそうだ。
そういえば、プログラムの主、カールソンは
カナダ育ち、バンクーバから来ている。
彼の父は未だ香港で月餅工場を営んでいて、いつか来た時には
一言も英語が話せなかった。なんだか不思議だなぁと思ったけれど
ということは、カールソンは香港返還の際の申し子だ。
香港生まれ、バンクーバ育ち、そしてイギリスのハーバードで勉強
そして今ベルリンで彼の独自の事業を展開中。
イギリスの植民地政策の結果がここにあるのね。
植民地っていうと従属関係っていうイメージが湧くけれども。
彼の軌跡をみるとちょっと従属っていう感じではないし、
イギリスに食ってかかっているっていう印象でもないわねぇ。
教科書で読む歴史的事象が個人と重なります。
この記事へのコメント