2010年01月30日

サンタおじさん。

最近習慣になっているのは
土曜日にちょっと遠出をしてマーケットにいくことだ。

有機野菜などが量り売りで売ってもらえる。
一人用にしては大量の野菜や果物をごっそり買って
1週間分の食材にしようというもの。

週明けはまだまだいいけれど、
金曜日とかには、これとこれとを組み合わせてなにができる?
というような足し算あるいはかけ算、なぞなぞになることにも。
1週間の読みを間違える事もある。

マーケットの最寄り駅につくと、必ずあるおじさんがみえる。
たぶん浮浪者だと思うのだけれど、よく耳にラジオをくっつけて
出てくる音楽に合わせてハーモニカをふいている。
それでハーモニカのリズムに合わせて腰を横にふりふりしているのだ。

すごく勢いよくふりふりさせているから
クリスマス時期によくみられるサンタの人形で、
自動的にお尻をふるおもちゃがあるけれど、それにそっくり。

おじさんも機械仕掛けかと思うぐらい。

今日はその彼が駅の出入り口のところにいなかった。

その代わりといってはなんだけれど、なんと駅の出入り口近くに巨大な雪山ができていて、
クリスマスツリーが逆さに2、3本さしてあるものができていた。

そのツリーになんか飾りみたいのがついているのだけれど、
よーくみると卵の殻だったり、みかんの皮だったり、リドル(安いスーパー)
の買い物袋だったりするから、ツリーごとかわからないけれど、
あるていどはゴミ箱からもってきたんだとわかった。

おじさんのいつもの定位置に雪かき用のシャベルがあったから
彼は駅出入り口の雪かきを任されているに違いない。

それで、自分なりの雪山をつくったに違いない。

ドイツの家庭ではクリスマスに本物のモミの木を買い、
家に飾る。それでクリスマスプレゼントはそのモミの木の下に
おいてだれそれのプレゼントだといいながら開けるのを楽しみにする。

けれどもその用が済んだモミの木はすぐさま道路に捨てられる。
まんま。

26日にはすぐに不要になったモミの木が道路にごろごろしている。

なんか環境国って、いったい。。
と思うのは私だけだろうか。

この雪山は、なんとなくおじさんの作品みたいだ。

マーケットからの帰り、
駅に立ち寄ると、ああ、やっぱり今日もいたのね
あのおやじは。

みると、旅行者に喧嘩売ってる。。。

彼の言葉もなに言っているかわからず。。。

喧嘩をふっかけられた方の女友達だろうか、
そんな人あいてにしないで早くいきましょうよと
英語で言っていた。

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Posted by Eri Kawamura at 00:00 │Comments(0)人間について。

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