テレビをゲットしたので、
テレビと椅子、30cm強の距離感の中で、
リモコンを、プレーステーションでプレイ並みに
がちゃがちゃ操作している私。
中毒にならないように気をつけたい。
ところで、ドイツのコメディは面白い。
コントということではなく、
一人が観客の前で、いろいろ工夫しながら笑わせていくというものが
多いようだ。
その中で、オラフ・シューベルトは
異才を放っていた。
http://www.olaf-schubert.de/
http://de.wikipedia.org/wiki/Olaf_Schubert
おもしろいねぇ。
彼のトレードマークとなるのは
菱形模様の袖無しのセーターと破けたジーンズ。
登場してきた時なんかは、ちょっと浮浪者が彷徨っているような
感じや、ちょっと頭わるいんじゃなーい。という印象をうけるけれども、
なんか彼が話し始めると
こうねぇ。螺旋式にどんどんはいっていくような。
誘導されて引き込まれて
観客はその穴から抜けられなくなっているのに気づく。
東ドイツで生まれた。
今はドレスデンに住み、
Betroffenheitslyriker
と自分のことをコメディアンと呼ばすそう名乗っている。
名詞Betroffenheit(ベトロッフェンハイト)は、
動詞betreffen(ベトロッフェン)からきていて
betreffenはもともと動詞treffen(会う、遭遇する)からきているだろう。
それで動詞betreffenは、当ってしまう。みたいな意味になって、
名詞Betroffenheitとは、
どうしてか分からないけれど、自分が該当者になってしまったことに
驚き困惑している状態。
ええぇ。自分!
が、だった、の。
みたいな。
うろたえる叙情詩人
とにかく、彼はなんかに驚愕してんの。
驚く事が日常的にもいっぱいで、そりゃー忙しいだろう。
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