2007年01月23日

なんかオペラ歌手が近づいてくる。しかも普通の通りで。

通りで、ドイツ人のおじさんが、
といってももう、年金をもらっているような人であったが、
歌を歌っていた。

口ずさむっていうより、
声楽家傾向で。

題目は、ドイツ語のオペラの一節だった。
どのオペラからはわからなかったけど。

段々、曲目のクライマックスになってくるとぉ。
彼の調子も乗って行き、カンツォーネのような領域に。(ドイツ語のオペラですけれど)

通り全体に響き渡る。

ちょうど語学学校の前で、しかも休みの時だったから、自然発生的といえば
そうなんだけど、みんなにわざと囲まれる形といってもいいようだ。

おそらく、イタリア系の聴衆も多かったのかな。
フィニッシュで、パチパチパチ。大喝采がおこった。

ブラボー!

渾身の老人は満足そうだった。

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Posted by Eri Kawamura at 00:00 │Comments(2)どいつも。

この記事へのコメント

いいねえ、ストリートオペラ。
ストリートミュージシャン、ベルリンに腐るほどいるけど、
しみったれて、物悲しいオルガン弾かれるより、景気がいいね。
どかーんと、両手ひろげて堂々歌われたら、なんだかいいことありそう、って気分になるじゃないか。
個人的には、人生の敗残兵への挽歌ってかんじで、すすり泣くような、しみったれオルガン弾きもきらいじゃないんだけどね。ああ、俺のテーマ曲だ、って背中に感じるね。
Posted by junabi at 2007年01月30日 08:05
すごいよね。オペラがすぐに口からでてくるって。一体全体。ピアノを極めようとして、ピアノの先生になっちゃうっていうこと、理解できるけど。オペラ歌手になろうと思ったんだろうねぇ。このご老人は。街が舞台です。彼にとっては。あんたのテーマは、軍艦マーチなんじゃいの?U12にねぇ。最近やっぱり年をとった方なんだけど、手作り?っぽい楽器を首から下げているのよ。まるで、アレックスでみかける、ソーセージ売りみたいにして。打ち棒があって、それを弾くと、まるで琴の音色がするのだよ。なんか落ち着いた。これって、琴線に触れるってことかねぇ。
Posted by bonobono at 2007年01月30日 21:39
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なんかオペラ歌手が近づいてくる。しかも普通の通りで。
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