娘(3歳)と夕食をしようと、私がキッチンに立って料理をし始めた。
彼女は椅子に自分で座って、「みんなにお茶をあげて」と言ったのだけれど。。
いるのは私と彼女のみ?のはず。
執拗に、「ママ、お茶をあげてよ。みんなに。いるじゃん。」というので
「はいはい。何名様がいるかな?」
と聞くと、
「みんな。」
と言う。
「えっと、みんなって何名様?」
普段はみんなが待っているから早く幼稚園に行こうよとか。
みんなと一緒に遊んで。などとみんな、みんなを使う私。
3歳の子はいち、に、さん、そして10まで数えられるけれど。
ひとり、ふたりなどという人を数えられるほど高度な技はまだない。
「だけれど、いちかにかさんぐらい言えるでしょう。」
と促しても、「みんな!いるじゃん!」と言って。
引かない。
とにかく彼女のコップともう一つコップを出して、
「お茶入れるからね。何人かいたら回し飲みしてもらって。」
と告げる。
お茶を一通り自分の分だけ飲むと、
「お茶じゃなくて!カルピス!」と言って
また、「みんなに配ってという。」
なんか私には見えない子供達が見えるのかしら?
このころの子供には見えるものがたくさんあるっていうから。。
カルピスを2つのコップに入れて、はいどうぞ。
ごくごく、自分のコップを飲み干して。
そしてまた別のコップのカルピスをぐびぐび飲み始めた。
「お友達にあげるってことじゃないの?」
私に見えないものが見えたのか、
あるいはカルピスをいっぱい飲みたかったのか
なぞ。
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