陣痛が始まったかなー。と思い自分の家から遠かったので早めにタクシーで病院に向かった。
まずは自分で別棟に行き、入院手続きをしてもう一度戻ってきた時には、
一人の助産師さんがやって来て、
「私があなたの担当者です。よろしくお願いします。」
と自己紹介してくれた。
その助産師さんは以前、検査で産院にきてむくみが激しかった時に
妊婦用のマッサージをしてくれた方だった。
出産の時の担当者はこちらでは決められないので、
その日にシフトでいる助産師さんがついてくれる。
なんとも奇遇で同じ人に当たった。
この病院の信念として一人の担当が交代なく出産まで付き合う。
彼女は端正の顔立ちの方であって、優しい物言いもあり、
本当に天使のようだった。
マッサージといっても強く揉むということではなくビオのオイルで何か
両手で撫でる感じのもので、手の暖かみは感じたけれどとても物足りない感じがした。
これでいいのかね?という感じ。
おそらく血流とか何か循環が滞ることなく流すという
意味だったと思う。
しかし一番の思い出は、
マッサージの最後に巨大なタオルで全身をぎゅうぎゅうと包んでくれて、
ミイラのようにはなったが、これがとても気持ち良かった。
初産のための出産準備コースにこの産院に通った時に、
生まれて間もない子は環境の変化についていけないので、
よく泣く子はこうしてタオルでぎゅうぎゅう巻きにすると安心して眠りにつく
ということを教えてもらった。
正に赤ちゃんにするものを大人にしてくれたのだ。
へー、こんな気持ちになるんだということを体感した。
正方形の大人用の巨大タオルなんてこの産院のマッサージの他にみなかったから、
何か特別な仕様のものだろう。
顔見知りの助産師さんがついてくれるというので安心した。
前日の診察医と同じく、なんとも奇遇なことだろう。
「まだそんなに痛くないねー。空いているベットで休んでてー。
あ、それから夕食の時間だからよかったら好きなのをとってね。」
という受付の方。
ゆる~い感じでまずは進んだ。
18時ごろだった。
ドイツの夕食はKalt(カルト)といって冷たい食事だ。
つまり、パンにチーズやハムを自分でアレンジしてお皿にもって食べる。
簡単な食事。
緊張感もあって喉を通らなかったが、
一緒に来てくれた、母や妹にとっては良かったようだ。これからの長期戦に向けて。。
また別の食事係の人が、部屋に来て今後1週間のメニューの希望を聞いて来た。
今から起こるだろうものすごいことを目の前にしてその後何を食べたいか思い当たらないが、。。
お肉系、軽食系、ベジタリアン用と用意されていた3つの献立から何曜日は何と細々と選ぶ。
これらは温かい食事でお昼用のものだ。
メニューを見るとかなりバリエーションがありボリュームがありそう。
これからの入院生活、楽しみになって来た。
そう言ってるのも今のうちだった。。
続く。
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