土曜日に書くのを忘れましたが、
土曜日には、テスラという昔ポードベルがあったところに
いってきました。ポードベルも舞台後援や、映像や、実験美術の作家にレジデンスを
設けていたりしたのだけれど、テスラと名前を変えてから、ここは、デジタル表現の作家たちの場に。
Seiko Mikami さんのインスタレーションがすんばらしい!と
友達からの前評判を聞き、普段、あまりデジタル表現には縁がないので、
そうか!と思い、のぞきにいく。
スタジオ公開日で、多くのドアが開け広げられていた。
主には、コンピュータを使った美術。
おそらく、すべての部屋を訪れたけれども。
やはり、彼女のが一番だったね。
縦横と恐らく100個とか150個の青い光源が壁に規則正しくに設置されていて
部屋にはいると、人が動いた瞬間に、それらの光が様々な方向を向き始めるのだ。
で、しばらく、ぼーっと見とれていると、動作が静止することになるので、
光の動きも止まると。
残念ながら、こう文章で書いてしまうと味気ないが、
体感するものである。
とにかく、作品のスタイルが違うのだが、
他の人と比べても、彼女の作品は際立っていた。
プロである。
デジタル表現とは、
コンピュータ技術を駆使して表現する作品なのだが
ほとんどのアトリエでは、デスクトップのコンピュータがどーんとまずあって、
そこから、音を出したり、映像を流したりしていた。
彼女の場合は、コンピュータで操作しているのだろうと
認識はできるが、舞台裏までみせない。
デスクトップを見たから、デジタル表現のなにかが期待できる、
みたいな、観客へ、認識の順番が作者から提案されるってどうかな。って思う。
視覚芸術だからねー。一応、美術って。
彼女は、新宿でのICCでも展示をやったことがあり、
そこでは、個室が設置され、それは完全に無音になる部屋であった。
印象にのこっている作家の作品を、ここで見られたのはなんとも。
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