ベルリンの博物館島。
この博物館島にあるノイエミュージアムというのは、
まだ第二次世界大戦で破壊されたまま放置されており、
ただ今改装工事中。
2009年に再オープンする運び。
この、新博物館には、
エジプトのコレクションや、ローマ時代、ギリシャ時代、中世など
6000前よりの彫刻やアンティークを展示する博物館になる予定。
2009年に再オープンという話だけれども
この2007年9月22日から24日にかけて
3日間だけ、工事中のところを、“ちょっとだけよ”という
プロイセン文化財団の計らいで一般公開された。
ベルリンの博物館島は、ユネスコの世界遺産に
登録されたといわれていても、戦争による破損が激しく、
今だにどこかが改装整備中という印象が強い。
改修工事も長くかかるので、
再オープンがいついつ!と発表になっても
ああ、あと5年後か。なんて気の遠い事になってくる。
ベルリン人は、他人のやっているクリエイティブなことに
対して興味津々だ。
もちろん、工事中であっても、どんなことやっているか、
どんなことになるのか、見てみたいのである。
という観客の思いをくんだのかどうかは分からないけれど
とにかく、ユネスコ登録になった博物館島を支援する
スポンサー軍団Kuratoriumが工事中の新博物館を3日間だけオープンすることを
決めた。


ここでは、写真展が開催もされていた。
写真展といっても新博物館の改装に関わる人々の
ポートレート。トップの技術者から掃除のおばさんにいたるまで、
名前付で紹介されていた。新博物館、制作に関わる責任ある人々である。

この記事へのコメント
ペルガモン博物館の入り口にある広場って、四方をかこまれた中庭だったらしいなの。それをまたもどすらしいよ。あたらしい入り口ってどこになるのかねぇ。