昨日の話をぉ。
というのは、プレス関係の友達がいて、体調が少々悪いということだったから、プレスのチケットをもらった!ベルリナーレ。
モナリザという中国、日本共同制作の映画を。
田舎の話で、ドクメンタリーと思うばかりの映画の質だった。
とにかく役者さんは普通の人で、特に美男美女はいず、田舎の風景もそのまま撮りで、おそらく、町中の撮影は役者をつかってもドクメンタリー風にとったらしく、一般の人らしい人がカメラを不信にのぞくなんてものもちょくちょく入る。
そんなのがまた、実際に起こった話らしくするのだ。
刑務所に入っている母親を瀕死の祖母に会わせようとするある姉妹の話。
伝統的な家らしく、男の子を生むのを期待された祖母とその娘、母親、そしてやはり男子を生む事を期待された母親とその2人の娘。
祖母と母親、母親と娘に入っている亀裂は、死に行く人に会いに行くという事実と、刑務所からの道中でかわされる母と娘との会話で修正されていくのである。
またその娘、長女がすでに子持ち(これは男の子である)であり、母親に対してまったくの理解をしめさなかった娘にも表情ではあまりわからないが、変化があったものと思われる。
とくに、お母さん、刑務所にずっといる母親の目がきっとしていて、家族と切り離されたところで生きている人の芯みたいなものが感じられてすさまじい。
そんな母親のきっとしたところをこの長女は継いでいるのだろう、
映画の中では、まったく表情をくずさない。泣きもしない。
とにかく、見ている方が号泣。。
なんでモナリザってタイトルにしたかというと、モナリザは女の人を描いたというけれど、あれは、はっきりいってわからないじゃない。男っぽい表情もしているしぃ。最初に、モナリザっていう女性はだれを描いたか分からないっていう話があって、この映画は始まっている。
とにかくぅ、中国の田舎で、
伝統と西洋化の中にいる女性たちのことが主役だった。
チケットありがとうございました!
楽しませていただきました!!
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