最初、事務所に来た時に、バーンと机があって、かなり大人数いたのに、
みなヘットホン使用中でみんな机に向かって黙々と作業をしていたときには、びっくりしたよ。
自分の部屋で作業すればー。と思ったものだけど、
今や、私もその仲間に。
耳になにか、ついてまーす。
しかし、本日、ヤン(中国から帰って来ておりました!2月のおわりごろに)から
彼女の小部屋を一緒につかわないかという提案が!
私もついに大部屋脱するのか?ということは、しょ、しょうしんか?
なんのことはない、彼女は中国によく赴きたいのだ。中国に赴く理由は、オリンピックを眼中にいれているからだ。忙しい、忙しいと言っているけれど、もしかしたら、実はヨーロッパでの仕事が少なくて困っているかもしれない。
今日、一心という彼女の好きな日本食軽食屋に、いくわよ!っと有無をいわされず連れて行かれて話しているうちにそう思った。いつも強気で対応され、弱音を吐かない人だからまあどうしたもんか。色々、身の回りのものも売りに出しちゃってぇ。もう随分前からこれら売りたかったのぉ。という返答。
中国で経験した話もいろいろと話してくれたけれど、急速な発展で、なんていうの、成長期に骨や皮が肉体の成長に追いつかなくなっているみたいに、人々のお金とそれをとりまく人々に関する意識と行動がちぐはぐになる場面もあったとか。
10年来からの友達から、詐欺まがいのようなことも受けたと。
とにかく信用できる人を見つけるのがむずかしくなったと。
にしても、オリンピックに向けて行くのね。
中国と日本の違いも、いつものように話題に。
同じアジア系で似ているところはあっても、
とにかく、メンタルは違うね。
この記事へのコメント
オリンピックがあると、そこにかめる仕事が舞い込む、というのも、国際的な活躍の舞台が、彼女の前には広がってるんだね。
頭がさがります。こっちゃ、ベルリンの最下層地区ノイケルンのせまっくるしい一角で、世界をのぞいている。井伏鱒二のなんだっけ、あの、魚みたいだな。
でっかい世界を掌中におさめ、ぐんぐん前へ出る凄み。
これから、少し面積ではなく時間軸への視線もあっていいかもな。
中国という、古代から現代まで常に日本の動向を決めてきた文化と歴史と政治を担う血を掘り下げると、もっといい仕事ができるんじゃないか、とおもいます。陰ながら応援してますぞ、ヤンさん。
にしても、あっしの悩みは小さいの。金がないだの、女がどうの、と、せっかく大世界史を前にして、まったくパスカル先生のおっしゃるとおり、人間は弱くももろい考える葦です。ぽきっと、簡単に折れちまう、軟弱な葦。うーむ。
葦で思い出したんだけどぉ。世界の始まりはね。なんだかぐしゃぐしゃで混沌としていたらしいのだけど、その中から軽くて明るく清らかなものは上にあがっていって、重く固まり、濁っているものは下にいったんだと。上にいったものは、天になり、下にいったものは地になった。そうして分かれていったもののちょうど中間にどういった具合か葦の芽が現れ、それが3人の神となった。って。あ、これ日本書紀より。
ずいぶん、旧約聖書とちがう。はじめに神は天と地とを創造された。、、神は「光あれ」と言われた。神はその光をみて、良しとされた。神はその光とやみとを分けられた。神は光を昼と名づけ、やみを夜と名づけられた。夕となり、また朝となった。第一日である。
主語が全部「神」。すでにはじめから「神」がいる。それは当然のこととして問われない。
それにくらべて日本の神話は、どういうわけか自然と天と地になったと書いてある。そして、どーいうわけかわかんないんだけど、葦の芽がぁ。出て来ちゃったぁ。そして、それからの神は、さてはて、なにをしたのだか分からない。。
とにかく、なんだかわからないけど、天と地の割れ目に葦が出て来ちゃったの。