今日はねぇ。
おやじのところに行ってきてしまいました。
気になって、気になって。
カシミールから来たおやじだ。
ブティック、と呼べる感じの店構え&飾り付けではないのだけれど
お店を構えている。
一人では、ちょっとこわいかもと思ったけど
丁寧に対応してくれた。
とにかく、ものがいい。
Zeitlos & Classicが彼のセンスであり買い付けの基準であるとか。
クラシックなんだけど、いつの時代でも着ることができるもの。
時代に左右されないもの、とも訳す事ができるだそう。
ちょっと、おばさんくさいものもあるのだけど、
シックで、シンプル、それから、小柄な人用の(ドイツでは私は小柄です)サイズもそろえているので
品数は少なくなってしまうのだけれど、なんか彼のところで見つかるのだ。
選択肢が少なくなってて逆にいいかも。
2、3着きて終わり。
それをとるかどうか決めて、
あとはティータイム。
カルダモン入りの紅茶を用意してくれた。
1時間ぐらいしゃべったかなぁ。
とても、精神的なことを聞いた気がする。
たぶん、あれは彼の習慣からくる話もあって、もしかしたら彼の宗教観から
くるものだったかもしれないけど、
ちょっと、具体的に日本の仏教の話を出してなんとなく様子をうかがったけど、
具体的になんとか教という話になるのは避けられていた気がする。
兄弟が9人いるって!
その長男だといってました。
ああやって、香辛料入りの甘いお茶を用意して
お客さんあるいは、ちょっと寄ってしゃべっていく人を待っているのだろうか。
あれは、どのお客さんがどの時期にきて、なにを買って行って
今、どのくらいなにがあるか、それで、今なにをその人が求めているか一人一人把握しているね。
お茶代を払おうとしたけど、
た、足りなかったぁ。。。
さすが、自分とおもったけど。。
次はお金のことを気にしないで来なさいと言われた。
やっぱり、気になってただけあるねぇ。
相談もしてないのに、話が深い話になって
「解放」の方法を教えてくれたぁ。
この記事へのコメント
いや、気になってたんだよな、あのカシミール親父。何かいわくをもっているかんじが、全身から漂っている。目といい、センスといい、哲学者のような風貌をしていて、なおかつ、上品な商人としての自覚のようなものをもってる男。
一時間もお茶に呼ばれていたのか。なかなか、あなたもすごいのお。
このお店、地味ながら、非常に買いです。
高品質でありながら、流行にながされない力強さが、仕事人の女性を彩ってくれますよ。って、ださ男代表の俺が言うのも、なんだけど。
こんどは、いっしょにお茶でもという言付けでした。あ、買うつもりでなくてもよいとのこと。
なんかわからないけど“解放”の話になって、日常でのWahnemung(感覚)を大事にするということ、そしてこの感覚をさらに発展させていくと、精神の解放になると。そうねぇ。いかに、どう発展させていくかが謎なんですけれどもぉ。まずは、そういう心持ちをつねに抱いている事が大事だと思いました。