それも、ブティック街、ファサーネンストリートへ。
ベルリン在住のアーティスト
高杉憲央さんの展示。
ブティックといっても、個人経営で、手作り感覚がある
その一軒へ。このブティックの春物のコレクションにあわせて
彼の彫刻、ピーチクパーチク鳥彫刻が披露された。
ベルリンの中でも一等地にちかいこのストリート。
それでもこのお店は、ずいぶん空間に余裕を与えて
お店の中で散歩するように、お洋服を手に取ってもらえるようになっている。
ショーウィンドーのところにも大胆な、生け花が!
オーナーさんは品のあるマダム。
彼女の意向で、洋服だけを提案するようなお店にはしたくなかったのだと。
モードやデザインの領域ができないものをも、お客さんに見せたいとのこと。
また、コンビネーションさせることによって、よい調和を運び入れるように。
この春になりかけたこの季節には、彼のイケア鳥がぴーちくぱーちく
通りを優雅に散歩する人々を誘い入れます。

Moazipoor, mode design galerie
Fasanenstr.29, Berlin
www.mazipoor.de
*Ikea birds(イケア鳥)
一つ一つ丁寧に作られた木彫りの鳥彫刻。
その上に今では世界企業となった家具・家庭用品メーカ、
イケアから季節毎に出版されるカタログを切り張りし、鳥の色&模様をつけている。
イケアの家具が大量生産にくらべ、すべて一点ものの作品。
まずは、生活用品としてデザイン性と機能性を重視したイケアの商品であるが、
イケアのもう一つ違う側面、ひょうきんな表情と暖かみある存在感を抽出し、
鳥の姿として羽ばたかせたもの。ぴよ。ぴよ。
この記事へのコメント
そしてかわいい♪
まるで、飛んでいくように。春のおそらへぇ。