2012年09月12日

ブレダフォト 搬入中

搬入中。写真を作家の指示どおりに展示していきます。
さすが、写真フェスティバルなので、カメラ小僧みたいな人がしょっちゅういて
撮られました。


©Breda Photo


©Breda Photo  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)Yamamoto Masao

2012年09月11日

オランダ ブレダ市

オランダのブレダ市に到着してはや4日目。
搬入作業に入って3日目です。

ブレダの街をご紹介します。
私もこの街については知らなかったのですが、
最初は神聖ローマ帝国の所轄地として750年前からも歴史のある街でした。

街は城塞都市の構造で、お城と街の周りに外堀がぐるっと敷かれており、
敵からの守りが固かった面影が残っています。


外堀とお城


街の中からの入り口


旧市街地の様子。オランダらしく、れんが造りの建物が中心。
2階,3階建ての建物が多く、お花も要所要所にデコレーションされています。







街の中心にある聖母教会1534年の建築


ブレダフォトフェスティバルの方は着々と
準備が進んでいて、野外展示はもうすでに巨大写真が掲げられています。
こうなると写っている人も等身大。





山本昌男作品がみられるのは
ブレダミュージアムです。
半分が市の歴史博物館、もう半分がアートミュージアムになっています。



宣伝カーでも搬入中。この車がなかなか渋い。。






  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(2)Yamamoto Masao

2012年09月08日

オランダ ブレダ 写真フェスティバル

9月13日から10月20日まで行われている
オランダのブレダ写真フェスティバルに
山本昌男が参加します。

http://www.bredaphoto.nl/nl/

会場は野外と屋内とあり、
山本昌男の作品はメイン会場の一つである、
ブレダ美術館にて展示されます。

http://www.bredaphoto.nl/nl/locaties/breda%27s-museum/
http://www.bredaphoto.nl/nl/fotografen/yamamoto-masao/

明日から搬入です。会場が用意した運搬車で作品とともにベルリンから
まいりま〜す。

お近くにお寄りの際は、どうぞご観覧ください〜。


  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)Yamamoto Masao

2012年09月03日

おねげぇです。お代官様。そこをなんとか。

社会保障もしっかりしていますが、
ドイツは消費税が19%の国です。

数ヶ月前にフリーランスの仲間友達からメールがとどいた。

フリーランスで働いている人は
年金の支払いをするかしないか選べる。

なので若い人でフリーランスの人の間では明日のなんとかよりも
今日のパンで、年金を払わない人が多い。
誤解を生まないために、
フリーランスの中には開業しているお医者さんや弁護士、起業家なんていうのも
いてすべてのフリーランスの方がお金に困っているという訳ではないのですが。。

やはり払わない人が多いので、
政府が今後将来的に考えたらどうなんでしょう。

ということで、来年からフリーランスの人が
年金を月額強制的に400ユーロ払わなければならない法律を
通そうとする動きがあった。

いきなり月額!!400ユーロってことは!!!
どうしてその数字になちゃったか不明ですが。。。
ある人たちにとっては家賃と保険と年金にすべてのお給料(しかも不安定)
を持っていかれる計算。まあいろいろと制約はあるようですが。。

これを阻止するために、この名簿に名前書いてと
あるリンク先が送られて来た。

それは嘆願書に署名が出来るサイトだったのだけれど、
おどろくことに、ブンデスターク(国会議事堂)のリンク先だった。

このリンク先にある、自分の連絡先などを登録して、
署名したい嘆願書を探し、選び、署名する。
何万人署名(人数のラインがある)
が集った時点で、この法律に異議申し立てする人が
多いと判断され、もう一度この立件に関しては
議会で再考されるというもの。

https://epetitionen.bundestag.de/index.php?action=petition%3Bsa%3Ddetails%3Bpetition%3D23835

その他になにか成立しそうな法について
意義を申し立てたいのであれば、自分で新しい嘆願書もこのリンク先でつくれる。
公にするものと非公開と選ぶ事ができるらしい。

フリーランスの月々400ユーロの年金支払いについては
期限までに規定の数を超える人たちの署名が集ったので、まずは保留のようだけれど。

このネットでできる現代の嘆願書のシステムってすごいと思った。
日本にもあるのかな。。。



  

Posted by Eri Kawamura at 05:59Comments(1)どいつも。

2012年08月29日

3.ドイツ版、国民的アイドルは誰ですの?

いーしず日刊のコラムです。
http://doikoi.eshizuoka.jp/e939871.html  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)どいつも。

2012年08月25日

どいつもこいつも

静岡オンラインのサイトで
『どいつもこいつも!?〜どいつのひとびと』のコラムが始まりました。

http://doikoi.eshizuoka.jp/

普段皆さんが見ないであろうドイツのメディアを通じて
人気のある人物にスポットを当てています。(個人的な偏見もありますが。。)
これらの人物を通じつつドイツの人々についてより伝えられたらと思い書き始めました。

タイトルの『どいつもこいつも』の経緯ですが。。

随分昔になりますが、引越の作業を手伝っていて
足を踏み外してトラックの荷台から落っこちてしまった時、
頭を強く打って、緊急病院に連れていかれました。
軽症だったので心配はしてなかったのですが、
その時に緊急なのに待たされたり、処置が傷口をホチキスのようなもので
とめられたりととても荒かったので、

『どいつもこいつも!』

と対応の悪さに怒りをぶつけたものです。
しかし2秒ぐらいして我にかえり、

『あ、私もか。』
と小声でつぶやくことになるのですが。。

締め切りにまた追われる事になります。
無事に完走できればよいのですが。。。

編集の八木さん、ご迷惑かけますが、
どうぞよろしくお願いします!!
  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)どいつも。

2012年08月23日

ドライビングスクール

免許をもっているのだけれど、
日本でもペーパードライバー
ドイツでももちろんペーパードライバー以下にも以上にもならず。
単にエコ人間として電車や自転車を乗り回していた私ですが、
車運転してみたい!という要求がでてきて、
とりあえず、どうしたらいいかな〜という軽い気持ちで
近所の自動車学校に様子を聞きにいきました。

実際には自動車学校は口頭で受ける授業14回と
教官が隣にいるものの即道路で運転する実地訓練があるそうです。

教習所なんてものはなく、授業用の小さな部屋と、
そして他の車も走る普通の道路での練習と。
そして実地訓練の時間数は自分で決めるとの事。これくらいで大丈夫だろうと
自分で決めるそうです。もちろん初心者は普通、試験に通らないといけないので、
これくらいで試験に受かるだろうということを自分で判断するらしい。

だいじょうぶかな〜。

『どんな車を運転できるようになりたいの?』
という事務所の人からの質問に
(その人は私の国際免許証を見て、
たぶんそれがペーパーというだけの役割しかないということを分からなかったと思うから、
大型車に乗るためとかタクシーにのる用に免許の級をあげたいということで私が来たと思っていたと思うのだけれど)

『えぇっと普通に小さい車でもよいから走れるようになりたい』

と言ったら

『じゃぁうちはメルセデスベンツのAクラスからしかないよ』

と言われた。。
ベンツって。。。

ハードルすでに高いね。。。


  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)あっ、私もかぁ。

2012年08月15日

2.ドイツ版、国民的アイドルは誰ですの?

静岡オンラインの日刊いーしずの中でコラム第二回です!

http://doikoi.eshizuoka.jp/e935040.html  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)どいつも。

2012年07月30日

『Berlin - 分断の街』

近所、といっても同じ建物内に住むスザンネからご招待の便り。

彼女はパートナーのトーマスとドイツにはめずらしくマンガ家業をやっている。
共同作業で一つの作品を仕上げていく。

1年間調査や執筆をして仕上げた『Berlin - 分断の街』という本は、東西ドイツが分かれていた時、壁をめぐる物語だ。実際のお話を元にして5話この本の中に入っている。






トーマスとスザンネはその1年前にもやはりベルリンの壁をもとにした『Grenz Fall(境界の場合』というコミックを出版している。

これらの本は、ドイツ政府からの援助があり、調査や執筆などに1年かけることができた。トーマスが絵を、スザンネがストーリーの筋や背景などの色合いをつけることが担当で、担当がありながらもお互いにこれはどうだ、あれはどうかなと相談し合いながらやっていた。遊びにいくといつもトーマスは机にかじりついている状態。スザンネも出来上がるコミックのことが話題だった。

日本のマンガ家みたいにアシスタントさんなんていないから、そんなに早くはできないのよ。

と言っているスザンネ。日本のマンガなども自分たちの勉強にちょくちょく買っていて、人物のもつ表情の表現や空気感を表現するのに感心する資料となっているという。

さてさて、その『Berlin』の出版記念発表会があるというので、行ってきました。場所は家から10分も歩かない、壁ドクメンテーションセンターへ。


そうすると150人も入るホールが一杯で、挨拶やなにやら始まった。プレゼンテーションでは5つの話から1つの話をトーマスとスザンネの朗読で読み聞かせしてもらった。



プレゼンのあとは、もちろんサイン会!

8月13日、壁が出来た日にも本屋で朗読会があるという。

それからこじんまりと2次会を用意してくれた。
同じ建物に住んでいる&お友達であるスザンネとトーマスに乾杯。
努力をみてきただけに、感慨だ。

  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)どいつも。

2012年07月25日

1.ドイツ版、国民的アイドルは誰ですの?

静岡オンラインの日刊いーしずの中でコラムを始めました!
2週間に1回の登場です。

http://doikoi.eshizuoka.jp/e926463.html  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)どいつも。

2012年07月15日

ジーンズと名前

この夏は休暇で
サンフランシスコに行ったのだけれど。

アメリカで自分にお土産!といったら
やっぱりジーンズかなとおもって
ジーンズ売り場にいっていろいろと
自分にあうズボンを試そうと思った。

試着室にいくと、
店員さんが、私の名前はジェニーです。
とアジア系の方が対応されて、自分を自己紹介してくれた。
自己紹介されるなんて、とても親密だなと思ったけれど、

それであなたのお名前は?と聞かれたので、
エリですと答え、試着室に案内してもらうのだけれど、
自分の名前(Ellyになってたけれど。。)を試着室の前の小さな白黒板に書かれ、
何点持ってはいるかという点数を書かれた。

じゃぁ、試着室でてきたら、私、ジェニーに
ひと言かけてね。と。

アメリカではいろんな人種がいて、様々な文化背景や
その人の人生の背景があるだろうから、
なにか人と接触する場合に、
個人に頼るしかないのだとも思った。
個人つまり下の名前の方、ファミリーネームに関係なく。
たぶん、〜〜家という考えももうないのだろうか。

かなり自由に試着していいものだったのだけれど、
自分の名前が白黒板にかかれると、試着ジーンズとの関係が
自分に直球に返ってくるようで
万引きなんかの犯罪なんかも
自動的に防げるってことにもなるのでは、とも思った。




  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(1)“るつぼ”

2012年07月07日

タクシードライバー

本当に思うのだけれど、

タクシードライバーと理髪師さんって
人の人生のこといろいろ聞ける、あるいは聞く職業だと
思う。

だからこそ、タクシードライバーっていう映画や
理髪師の映画があるのがすごくわかる。

先日、タクシーに乗った時に
やっぱここ、ベルリンだなと思ったことが。

その時は、私(お客)がタクシーの運転手さんの
人生についてふんふん聞いていたのだけれど。。

ちょうど、サッカーのヨーロッパ選手権中で、
よーく日に焼けた小柄な人だったし、イタリアの国旗色のストラップを
車中に飾ってたから、イタリア人かなと思った。

イタリア強いですね。
なんて話をしはじめたら、
そうじゃなくて彼はイラン人だった。

今はタクシーの運転手しているけれど、昔は雇われて
食品の品質管理検査をする人だったとか。
化学調味料がどのくらい含まれているか検査する人だったらしい。

工場に雇われていたけれど、今では工場も労働力が安い東欧などに
移っていて、職を失ったとか。

イランから国費で留学していたというから
とても優秀な人だったに違いない。それでも
ジャード政権になってから、途端に政府の態度がかわり
彼は国からの援助を受けられなくなったと。

どうして?

と尋ねる私に。

イスラム教徒じゃないから。

という答えが返って来た。

両親や祖先もイスラム教じゃなかったの?
と尋ねると、
彼はベルリンにきてから、そのオープンな気質に触れて無宗教となったという。

今のイランでは人権を無視したイスラム教化が進んでいるという。

ジャード政権前は、女性は頭に布をかぶることなんてなかったよ。
みんな、顔がみえてたよ。政権が変わったとたんに
急に布をかぶることが規制されて、今ではそれに反するとひどいことになるよ。

だから、無宗教の彼がいれる場所が祖国にないのだとか。

ドイツ人と結婚されて、一人息子がいるけれど、
家族にたいする思いなどが違いすぎて、離婚されたとか。

彼の生きてきた人生をドライブの時間20分少々語ってくれた。

こういうのは自由ならではのベルリンできける話だとも思った。





  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)“るつぼ”

2012年06月30日

あなた、どっかで会った事あるね。

1年に1回ぐらい絵画を移動しなければならないことがあり、
ベルリン市内の普通の運送屋さんに頼む。

そこはタクシーのようにその日に注文することができる。
タクシーのようにすぐにいけます。
という風にはならないけれど、
2時間ぐらい前に予約すれば時間指定できてもらえ、
A地点からB地点にと大きなトランスポーターで輸送してもらえる。
その際には、タクシーのようにキロメーター計算でやってくれるので、
市内の移動などの気軽な運送が頼みやすい。

この前もタクシーを頼む時のように、
運送会社のお客様センターのようなところに電話して、
時間指定できてもらうことに。

時間通りにきた運搬の運転手さんをみて。
おやおや。

彼も私をみて、
「あのさー。去年の今頃、同じように絵の運搬を頼んだでしょ。」

「あ”ー。そうそう。あの時の運転手さん。
そういえばこの前もここら辺りから運搬を頼んだよね」

みょう〜に。絵画の運搬にこなれているかんじで、あれと思った。

普通、絵画や美術品を運ぶのに一般に運搬業者(引越とか、単なる大きな家具とかを市内で運ぶ運送屋さん)に頼むときは、内容をきかれて「絵」といっただけで引かれてしまう。もし何かあった場合に保険の手続き等が大変だからだ。でもこの会社(といっても個人営業者との仲介業者)は、単に受けて、適度な方を探してくれるので助かっていた。

おそらく、私が「絵」といったからその筋の専門の人を紹介してくれたのだと思う。

けれども、同じ人にあたるなんてなんとも奇遇だ。
しかも本当に1年前に、ただ荷台に絵をのせるときに、ちょっとおしゃべりしただけだ。
その時、絵をどういうふうに荷台にひもをつかって結びつけるかとてもこなれているとは思ったのだけれど。。まさか今回も、同じようにお世話になるとは。。荷台にとりつけるやり方は絵画の場合、十分にパッキングしてあるけれど、やはり表面や角が繊細なので、車中、動かないようにしっかりとしかし、絵を傷つけないように固定する。

彼に絵を渡したら、わかっているからだまってみていろ。という感じ。

「あー、そういえば、この前はウド・リンデンベルクの話をしてましたよ〜。」
とこの前、どんな話をしたか、思い返す。

ウド・リンデンベルクとは、1946年生まれのドイツのロックスターで
もうとてもおじいちゃんなのだけれど、いつでもロックスターという感じ。

日本でいうと忌野清志郎さんみたいなものかな。

ハンブルクのホテル、アトランティックに住んでいるので有名。
芸術方面、絵画やイラストなどにも自分の作品をつくったりしている。

この運転手さんは、ウド・リンデンベルクがベルリンにくるときに
使う家にいって彼の作品の搬入・搬出作業をしたとか、

「やつのうちは○○○通りにあって(言っちゃっていいの?!覚えられなかったけれど。。。)、すごく大きな家でさ〜。そこに何々を運んだよ」とか。当時そんな話をしていた。

今回は、最近の仕事はダグラス・ゴードンだったよ。と話をしてくれました。
「やつのうちは○○○通りにあって(言っちゃっていいの?!今回も覚えられなかったけれど。。。)。すごく大きな家でさ、アトリエもちかくにあって、最近どこどこの家を買うつもりだって」とか。

「でも本当にもの静かな人で、紳士だよ。世界中いろんなところにで仕事しているから飛び回っているけれどね。」

ヘ〜。ダグラス・ゴードンがベルリンにいるとは知らなかった。

なるほどね。この運転手さんは美術運送専門だったのね。

またのお仕事の依頼の時はよろしくねと言われて、今回はさよなら。

この前は、手持ちがほんとうになくて、
チップを1ユーロぐらいしかあげれなくて、
「あなた、ケチね!」
とはっきりと言われたことをすごくはっきりと思い出して、
(普通、言うかと思いますがベルリン人ははっきり思ったこといいます。
おどろくべきことに)
今回はちょっと多めに入れさせていただきました。
気づいたかな、この運転手さんこの違い。

またお会いできて、ビックアーティスト運搬話を
聞かせていただくことを楽しみにしています。
  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)どいつも。

2011年01月18日

山本昌男展、ライプツィッヒ

1月15日から
ベルリンから急行で南に1時間ちょっとのところにある
ライプツィッヒのメルツギャラリーで山本昌男展が始まりました!



http://www.maerzgalerie.com/

ここはライプツィッヒの郊外にある
昔の紡績工場跡で数年前から地元のギャラリーが
入る文化的複合施設になっています。

15日の日はここの施設全体のオープニングとあり、
大勢の人が見にきてくださいました。





4000人から5000人がこの1日でいらっしゃったとのことです。

展示は写真のインスタレーション作品8点と
30点あまりの最近の額付の作品の展示で
総合的に山本昌男作品をみせようというものです。

ライプツィッヒの方には始めてのお披露目ということになりました。

評判もよく、出版の街であるからか
カタログがすごくよくはけていました。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(1)Yamamoto Masao

2011年01月03日

あけましておめでとうございます!

2011年明けましておめでとうございます!
年越しをオマーンで迎えました。
私もどこにオマーンがあるかわからなかったのですが。。。

アラビア半島の一部にあります。



真っ青な空と海、


そしてすぐに岩肌がむき出しの山があります。

あと立派なモスクも!!


  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(2)人間じゃないもの

2010年12月07日

福田恵展 をUP します。





クリスタルという名前の元に出来上がった造形物
古本からできています。昔の知恵が結晶化したもの。





1945年以前の本を使った作品。
ベルリンは戦争により壊滅状態をうけましたが、それでも残っていた本があったんです。
クリスタルというタイトルですが、時代の波をも表現してみました。
広島出身の作家ならではの作品かと。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(2) ベルリンアートシーン

2010年12月06日

カリーヴルスト屋で

ローゼンターラプラッツに寄ると
この人に会いたくなる。

人通りの多いこの交差点の一角に
カリーヴルスト屋さんがある。

ソーセージの上にカレー粉がかけられ、
そしてこのカレーの味を払拭するように大量にかけられる
ケチャップ。
この3要素がベルリン名物ジャンクフード
カリーヴルストをつくる。

そのカリーヴルスト屋のオヤジさん。
といっても30代だと思う。
失礼。店長。

いつもくるたびに
毎回違う研修生みたいな人がいて、
ソーセージごときで苦戦している。

注文をまちがえたり、
手際がわるくて、出がおそかったり。
インビスなのに大声で
ソーセージあがったよ!
とは言わずに、
そそーと丁寧にお客の机に運んできて
時間がもったいない!
と店長に怒鳴られてたりする。

お客が出て行く間際に
この店長さんが
「今日のカリーヴルストどうだった?」

と聞くのだけれど、

ほとんどの返事が
「おいしかったよ!」だ。

だって、どうみても間違えっこない。
すごく簡単なんだもん。

そうすると
店長さんは独り言のように
Ziel erreicht!(ツィール エアライヒト)
と言う。

目標達成!
という意味なんだけれど、

ナビゲーションシステムが
目的地に着くと発する言葉でもある。

ナビかね。君は。  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(3)人間について。

2010年12月03日

オープンコール ベルリンビエンナーレ

2年に1回行われる予定の
ベルリンビエンナーレ。(予算の都合でずれこんだときもあります)

次回の第7回は2012年の予定。
キュレータのArtur Żmijewski
によれば

今回、作家、作品の資料を募集するそうです。
ただし、応募して資料となった作品、作家をビエンナーレに
招待するかどうかは未定。
作品資料提出の際に
自分の政治的な立場を表明することが条件になっています。

2011年1月15日が締め切り

http://www.berlinbiennale.de/index.php?option=com_content&task=blogcategory&id=188&Itemid=252  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(0)application in Germany

2010年11月23日

福田恵展 ワルデンクンストアウスシュテロンゲンにて

福田恵さんの展覧会をオーガナイズしています。
オープニングは12月3日19時からです。
場所は今ギャラリーが多く引越先として
選んでいるポツダム通りになります。



1945年以前の本をつかったインスタレーション作品
“クリスタル”を展開する試みです。


場所: Walden Kunstausstellungen, Berlin
住所: Potsdamer Straße 91, Berlin
サイト:www.galerie-walden.de
日にち: 3. December 2010
時間: 19:00 – 22:00
展示期間: 12/3 – 12/18. 2010
開廊時間: 水 – 土 3pm – 7pm あるいはアポイントにて +49(0)175 8394324

皆様のお越しをお待ちしています。
  

Posted by Eri Kawamura at 00:00Comments(5)Art scene