昨日は4人で会合。
お疲れさまでした!!
たぶん、みんな出しすぎて
本日はぐったりだったのではないでしょうか。
私がぐったりだったから。。
本当にお疲れさまでした!!
とても有意義な時間となりましたよ。
ありがとうございます!!
さあ、ぼーっと
午前中と午後としていたから
ちょっと外の空気でもと吸いにと思って出てみるとぉ。
あー。
いましたぁ。
ベルリンってこれだからぁ。いやになっちゃうのよん。
フェリックス。がなんでか立ってんの。目の前に。
あー。
あー。
向こうも言ってる。
そういえば、彼の洗濯機が壊れたかなんかで
ローゼンターラプラッツの近くのワッシュサロンに通っていたんだっけ。
私の家の前のここはヤツの通り道だったぁ。
しまったなぁ。
もう引越した先が分かってしまったぁ。
なんで、あなたここに立っているの。
と聞くと、顔見知りの浮浪者が飲みかけのビールを置いて
なにかを取りにいくというから、このビールが盗られないように見張りをしているのだという。
ふーん。あっそう。
フェリックスとしゃべっていたら
その本人が帰って来た。言っていることは本当らしい。
ワッシュサロンに洗濯物を取りにいくんだけど
ちょっとそこまでどう?と誘われて、
このサロンは私のお気に入りの一つだったから
オヤジさんに挨拶でもと思ってついていく。
そこで、フェリックスが
ひそひそ声になって、
おい、知っているかい?
と耳打ちするので、
なにかい?
と聞くと、
このワッシュサロンの秘密を教えてくれるという。
なになに、と耳をそばだてると、
あっちから通りを渡ってくる人がいるだろう、
その人とこのワッシュサロンのオーナーを見てご覧よ!
あれ、ワッシュサロンのオーナーが外にいる。
いや、中にも!
やつらは双子だ!
ほんとだ。ほんとうにそっくりの瓜二つの顔と容姿、格好である。
フィリックスは噂で聞いていて、彼らを同時に見たのは始めてといっている。
そういえば、いつも不思議に思っていた
このワッシュサロンは、午前6時から午後23時まで開いている。
いついってもあのおやじさんがいたから、よう働くなぁと思っていたけれども
双子で経営しているのであれば、納得がいく。
いやぁ。それにしてもものすごい分身の術なのね。
神出鬼没フィリックスと訪ねる場所は
いつも奇想天外なことがおこる。
なんかそれにへんなコスチュームきていたなあ。
タイツみたいな。舞台衣装か?
サルティンバンクの衣装みたいなものを着ていた。
彼は、この街の道化を演じている。
演じているだけかわからないけれど、もしかしたら本物かもしれない。
不安があると
(彼はドイツ人にしては珍しく、なにについて不安があるのか
述べなかった。)私に告白するのだけど
その目は不安におびえている様子もない。
あの眼光はどこからくるのかと思う。