2007年03月14日

レセプション。ナインサイトスペーシフィック

プログラムにての展覧会のレセプションが
明日15日にあります。

19時より。

ギャラリーの壁を大胆につかった、ベルリンらしいウォールペインティング。
建物とペインターとのコーボレーションとして企画が成り立ちました。



水平線は統一されて一直線にひかれ、しかし、画面は9つ。
9つのパートで風景が広がります。

また、明日は、お菓子系の友達のフクちゃんがスィーティズ持参。
職求めていますので、試食していただいて、今後の展開アイディアをお願いいたします。

"小川、急流、湖、氷河、岩、滝、草原、坂、絶壁、峰、常緑樹、浜辺、切り株、風、嵐、
雪、日があたり、そして日が沈む。例えば。"展

"Streams, torrents, lakes, glaciers, rocks, waterfalls, steep slopes, cliffs, peaks, firs, beeches, stumps, wind, storms, snow, sunrises, and sunsets, for example."
a painting workshop/exhibition

詳しくは。www.programonline.de

展覧会期間 3月1日から24日まで。
March 1-24, 2007
reception Thursday, March 15, 19:00

レセプション 3/15 (木) 19:00〜

アーティスト
Elena Bajo, Leigh Bridges, Ethan Hayes-Chute, Keiko Kimoto, Mark Neufeld, Nathan Peter, Markus Shimizu, Norio Takasugi, Brent Wadden

展覧会ご紹介 ーEri Kawamuraより。
彼らランドスケープアーティストたちは、このダイナミックな試みを楽しんだようだ。まず、最初にミーティングをかねた初顔合わせがあり、その日に部屋割りの希望を出すこととなった。この部屋は、スマートに四角くはなく、いくつか柱がでており、角が多いつくりである。どのような風景を描きたいのかあるいは、隣の人がだれになるのか、そしてだれが普段どんなペインティングを描いているのかわからないままにすすんだ部屋割りはむずかしい。それぞれに場所の第二希望まで出してもらって最終的にはオーガナイザーの采配により、定位置がきまる。

文句は誰からもない。こんなこと稀なことだろう。オーガナイザーの力量か。最初っからハーモニーよろしく作業が始まる。水平線は既に床から同じ距離に引かれている。製作期間中、アーティストの誰が材料としてつかった溶剤の異臭がバックの事務所にまで流れ、脳天直撃のなんにも考えられない日々(正味二日)が弊害としてあったが、作業自体はいたってわきあいあい温厚に進んでいるようである。

さて、場所に合わせるというコンセプト、サイトスペーシフィックだが、これははっきりと言うなれば“その場かぎり”のものである。その場かぎりの“ペインティング”がここ、プログラムに立ち上がる。ベルリンらしく、ウォールペインティングとなったわけだ。すべての作家に与えられたのは、ちょうど目線の位置に引かれる線。これを水平線あるいは地平線ととる人もいるし、ただの抽象的な線ととる人もいたが、この線を同じ高さに引き、皆の一応の共通項とした。

どんな、サイトスペーシフィック風景画が立ち現れてきたか、その場かぎりで味わっていただきたい。
特に期限付きと聞くとあわてちゃう方へ。「これら絵画、期限付きである」  24日まで。

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